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これってアート? 現代美術へのアプローチ

投稿日時:2012/05/15(火) 19:30rss

私にとって、現代美術といわれるカテゴリーには少し抵抗があります。
 
コンテンポラリーアートと横文字にすれば、拒絶感さえ出てきます。
 
ただし、これは見る方の事ではないのです。
 
作り手として、表現者、アーティストとして振る舞うならば、という事です。



 
現代美術は、すでにわれわれの日常に入り込んできていますし、難解な作品が多いですが、それでも見るだけで何となく楽しい作品も多いですし、作者の本当のメッセージが伝わらなくても、驚きがあれば、それだけでいい。
 
そんな考えもありますし。
 
私が現代美術の展覧会などで期待する事、それは、面白いという事です。
 
仕事上では古典的な、クラシックな作品や作風の彫刻を扱う事がほとんどで、それを表彰記念品として世の中に出していく事こそ、私の使命だと思っております。
 
ですが、アートは色々な側面を持っており、特に仕事でないならば、上に書いたように私がこだわっているのは「楽しい」という事。
 
現代美術に限ってですけれど。
 
美大時代からあまり変わっていない姿勢です。
 
「こんなものはアートではない」と自分でも否定しながら、「いや、これもアートの部類じゃないか」と・・・心の中で自問自答をすることの方が多いです。
 
そしてここ最近、変な造形物に妙に惹かれる自分が居り、自分のなかの表現者として一面がのぞく事があるのです。
 
そして変なモノを作ってみたくなったり、形に残してみたくなったり。



 
 
これは、私が作業着を脱いだ時に長靴の周りにシワシワになったアクリル製のズボンを、伸ばしてみた時に偶然出来上がった姿です。

どうやって立たせているのかは企業秘密。
 
瞬間的に、伸ばしたら面白いだろうと思いついたもので、最初はまさに自分だけが楽しむだけ。
 
写真をとおして、色々な方に見せても良いが、それをしだしたらアートへと変貌し。

その空間は自分だけの楽しみですが、共有したらアート。

写真を撮ってすぐに片づけましたけれど。
 
なにより、会社内でこんなもの置いてたら社員から何思われるか分かりません。
 
でも皆さん。

なんか、面白くありませんか?




この写真からどんな人が想像できますか?

下半身はこんなんですが、上半身はどんな格好をしていたのか?

年寄りか若者か?

そんな勝手な想像で、どんどん楽しくなっていきませんか?

私の構想としては、この作品?!を色々な場面で再表現してみたく。
 
階段の踊り場や、海岸、田んぼの中、体育館のどまん中、ホテルの回転ドアの中や飛行場のロビーなどなど。
 
置いてみたい場所が、頭にいっぱい出てきます。



 
それをしたからって何になるわけではありませんが、こんな造形物がぽつんと置いてあったら、ただ単に、面白い!

タイトルを決めておりませんが、「Mr.クリアー」とでもしておきましょうか。

お化けは下半身が見えませんが、この作品は下半身だけが見えます。

より想像力が掻き立てられませんか?

こんな所で発表すると、すぐに真似されるのが美術界。

それはそれで仕方がありません。

どうぞ、どなたか私のメッセージを受け取ってください。

どうせ、仕事中に無駄な事をやっていただけですから。

 
アートではないかもしれませんが、こうやって悩んでいる時点で、現代アートなのでしょう。
 
共感されなくても良いのです。
 
自分が面白いものを表現できさえすれば。
 
もともとアートとは、自己満足な世界ですから。


このブログを読んだ皆様も、現代美術の世界へ。

作り手として楽しんでみては如何でしょうか。

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