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2009年11月05日(木)更新

研究所という会社の名前に・・・

パーティーや会合で名刺を渡すと、

「にほん・きんぞく・こうげい・けんきゅうしょ・・・ へえェ~」
(←何のへえェだ???)

「金属工芸研究所って言うんですか、どんな金属の研究をしているんですか?」

途中から会話に入ってきた人などからは、
「学生時代から研究室とかで金属の勉強をしてたんですか?」

「金属工芸を研究するっていうことは・・・具体的にどういった研究なの?」

「研究所って言っても会社なんですね?普通何をやっている会社か、わかんないですよね~。」

これらはすべて、会合で挨拶を交わした方や同窓会などで会った旧友から言われた言葉である。
syodaihyoushi

正直、何で「研究所」という名前になったかは天国の祖父に聞いてみないと分らないし、父に聞いてもわからない。

戦後はそういった名前が流行っていたのかもしれない。

うちでも頭文字を取ったJMAAC
という横文字ロゴもあるが、これはあくまでPCアドレス用である。

聞いた話によると、90年代にそういった頭文字を付け会社名を変えた会社がたくさん出たそうである。

先日も銀行の方がそういう横文字の名前の会社ばかりで…名前から想像できないんです、と言っていた。

確かに多いように思う。

話を戻すと、私共の会社が表彰記念品や美術工芸品を扱っているとはまず想像できない名前である。

研究所では無くどちらかと言うと製作所に近い製造会社であるとは誰も想像はつかないであろう。

でも、全く研究もしないのにそういった名前は付けられるのだろうか。

美術工芸とビジネスについての係わりは日々勉強はしているし、営業活動においてもその探求は続けている。

表彰と美術の関係構築においては本業と言える。

でも、研究かな・・・と思ってしまう。

kanban

実際、弊社で電気鋳造という鋳造(製造)方法があるのですが、それは化学の実験の応用であり、それを利用した繊細な鋳造方法ではある。

どういった具合で上手く鋳造できるのか、メッキも、仕上げも・・・など、鋳造の研究はしているのである。

しかも日々、社員たちは電鋳槽の溶液の状態をチェックし、金属の様子を自分の目で確かめ調節している。

研究しているといえばしている。

だからといって研究所なのかどうか・・・

弊社では薬品も扱っているし、私自身も毒物劇物取扱い責任者の資格をとって薬品の管理はもちろんの事、機会の整備やメッキの応用研究もたまにやっている。

しかも弊社の場合、資格保持者は数人いる。
そうなると研究所っぽいですよね。

そうか・・・だから研究所で良いのかなぁ、と自分で無理やり納得してみる。

自分は研究員である、と名乗るのも悪くは無いかな。
ただ研究員には白衣着ているようなイメージがあるし。

ではどんな名前が良かったのか。
正直全く浮かばないのである。

『日本』という冠のついたこの会社の名前は気に入っていますから。



「たまにさぁ、○○研究所とか何の研究してるかわからない怪しい会社ってあるよね?」

これは、5年ほど前にある合コンで目の前に座っていた女性が会話の中で言っていたコメントである。

男性陣はその瞬間、私のことを一斉に見て、ニヤッとしていた。

その女性が、今の妻である。


という、オチは残念ながら無い。

ただしその後、友人の妻にはなったが!

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オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・レリーフ彫刻・アートアクセサリー
株式会社 日本金属工芸研究所 
〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12
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E-mail :support@jmaac.co.jp
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