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表彰・表彰楯(表彰盾)・レリーフ彫刻・ブロンズ像・美術工芸品 オリジナル表彰記念品を通して心を豊かにするお手伝い
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2011年01月19日(水)更新
今年も思い出してしまった…
今年も思い出してしまった・・・
3年前の今頃の事を。
低予算、それに加え大至急で製作をお願された作品の事を。
(以前にもブログに写真を載せた事がありますが)
レリーフ部分は既にあった樹脂原型を利用したとはいえ、型があるわけでもありませんし、すべて0からのスタート。
ある有名な出版社様のこれまた誰もが知る有名な雑誌編集部から。
担当者様が本当に困っておられ、なおかつ、うちをわざわざ指名してくださったのだから期待に応えないといけない・・・と。
そして、誰もが知るその有名雑誌さんが格闘技の表彰などをされていた事にも感銘を受け快諾。
毎年一回の表彰で、年に3名。
12月20日にスタートして、納品は新年1月13日。
予算が本当に無かったので、金型代などは、5年でやっと元が取れる計算をして、分割で毎年の価格に乗せることに。
そうする事で単価を抑えられる、と気を使ったわけです。
つまり、最初の数年は赤字です。
ある程度のデザインがあったとは言え、何より頭を悩ましたのが、ワイルドさを表現する事。
普段は美術的に、エレガントに、しなやかに、そういった表彰楯を企画デザインして製作しているのに、全くの新しいスタイル。
わずか3ヶでしたが、とにかく拘ってしまったので手間とコストが想定より掛かってしまい。
頭を悩ませつつ、試行錯誤を。
最初から割り切って、いつもとはだいぶ違う、ちょっとポップな表彰楯にすることを目指していました。
そしてこの様な完成品になりました。
結果として、納期にはギリギリ間に合い、担当者様にはもちろん喜んで頂けましたし、実際の雑誌に載っていた受賞された格闘家の笑顔も見られたので、良かったです。
この6カ月後、この雑誌が廃刊になる事を知りました。
ものすごいショックを受けました。
永久に続く賞があるわけが無い事は知っていても、この様に始まってすぐに終わってしまうケースがある事をそれまでは経験した事が無かったもので。
もちろん騙されたわけではありませんし、逆に担当者様、そして、その雑誌に関わる方々に同情さえしました。
廃刊というのはどれだけ無念な事か・・・。
そういった意味でも、当時はなんだかやるせない気持ちになりました。
ただ、年末年始を使って夢中で造形に取り組む機会を与えてくださった事に、心から感謝をしなければなりません。
何よりこの仕事を通して、色々なテクニックやスキルも勉強できました。
こうやって今でも記憶に残っている事は、本当に財産と云えます。
造り手としても、また経営者としても、「とても良い経験だった」という事です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・レリーフ彫刻・アートアクセサリー
株式会社 日本金属工芸研究所
〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12
TEL 03-3811-7709 FAX 03-3813-0003
E-mail :support@jmaac.co.jp
URL :http://www.jmaac.co.jp
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
◇JMAAC ㈱日本金属工芸研究所 オフィシャルブログ
◇nihonkinzoku.com ニホンキンゾクwebsite
◇トロフィーlabo
https://sites.google.com/site/torofylabo/
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http://www.itk.jp/
◇ ビジネス情報ネットリンク集
http://www.jmaac.co.jp/jlink/link7new-1.html
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3年前の今頃の事を。
低予算、それに加え大至急で製作をお願された作品の事を。
(以前にもブログに写真を載せた事がありますが)
レリーフ部分は既にあった樹脂原型を利用したとはいえ、型があるわけでもありませんし、すべて0からのスタート。
ある有名な出版社様のこれまた誰もが知る有名な雑誌編集部から。
担当者様が本当に困っておられ、なおかつ、うちをわざわざ指名してくださったのだから期待に応えないといけない・・・と。
そして、誰もが知るその有名雑誌さんが格闘技の表彰などをされていた事にも感銘を受け快諾。
毎年一回の表彰で、年に3名。
12月20日にスタートして、納品は新年1月13日。
予算が本当に無かったので、金型代などは、5年でやっと元が取れる計算をして、分割で毎年の価格に乗せることに。
そうする事で単価を抑えられる、と気を使ったわけです。
つまり、最初の数年は赤字です。
ある程度のデザインがあったとは言え、何より頭を悩ましたのが、ワイルドさを表現する事。
普段は美術的に、エレガントに、しなやかに、そういった表彰楯を企画デザインして製作しているのに、全くの新しいスタイル。
わずか3ヶでしたが、とにかく拘ってしまったので手間とコストが想定より掛かってしまい。
頭を悩ませつつ、試行錯誤を。
最初から割り切って、いつもとはだいぶ違う、ちょっとポップな表彰楯にすることを目指していました。
そしてこの様な完成品になりました。
結果として、納期にはギリギリ間に合い、担当者様にはもちろん喜んで頂けましたし、実際の雑誌に載っていた受賞された格闘家の笑顔も見られたので、良かったです。
この6カ月後、この雑誌が廃刊になる事を知りました。
ものすごいショックを受けました。
永久に続く賞があるわけが無い事は知っていても、この様に始まってすぐに終わってしまうケースがある事をそれまでは経験した事が無かったもので。
もちろん騙されたわけではありませんし、逆に担当者様、そして、その雑誌に関わる方々に同情さえしました。
廃刊というのはどれだけ無念な事か・・・。
そういった意味でも、当時はなんだかやるせない気持ちになりました。
ただ、年末年始を使って夢中で造形に取り組む機会を与えてくださった事に、心から感謝をしなければなりません。
何よりこの仕事を通して、色々なテクニックやスキルも勉強できました。
こうやって今でも記憶に残っている事は、本当に財産と云えます。
造り手としても、また経営者としても、「とても良い経験だった」という事です。
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