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2011年01月07日(金)更新

武者小路実篤の手型

「武者小路 実篤」かっこいい名前ですよね。

「山田」という姓の者からすると特に・・・。
 

武者小路実篤の事は私も近代日本の代表的な小説家・詩人、つまり作家として教科書で勉強しました。

そして、なぜか彼の手書きの紙やその手の物が祖父母宅にあったので、「不思議だなぁ???」と思った事を記憶しています。

武者小路は元来「むしゃのこうじ」と読みますよね。

でも、武者小路先生自身は「むしゃこうじ」と名乗られていたようです。

どの家にも色紙があったと揶揄される彼の絵文色紙(今でいう絵手紙風)は特に有名ですよね。
「仲良きことは美しき哉」などは特に。

今で言う、相田みつを先生の言葉の様に。

武者小路実篤先生、実は彼はアーティストでもあったのです。

そんな武者小路実篤先生は、その昔(1950年後半~1970年前半)弊社のお客様でした。

数多くの金属作品を残してくださり、自分で使われる物の他にも、弊社の為にもいくつか原型を作ってくださった様です。

ただいま進行中の3S活動の中で、物置を整理していた時の事。

お皿の様なレリーフ鋳物が大量に出てきました。

武者小路実篤 皿型レリーフ

見るとそれは武者小路先生の作品。

武者小路先生 作品

既に応接間に飾られている物と同じなので存在は知ってはいましたが、これほどまでに大量に、しかも仕上げられること無く残っていたとは。

武者小路実篤先生 作品

以前から古株の社員や先代から、先生の思い出話を聞くと、弊社に出入りしていたアーティストや文化人の横の繋がりの話に驚かされます。

その時代がいかに贅沢で、人材が豊富であったかも思い知らされます。

祖父が、将来的にはこの会社をそういった人々が集まるサロンにすることを目指していたのが納得できます。

武者小路実篤先生の手型

武者小路先生が造られた作品には立体物もありますし、この様な手型もあります。

手型も作品にしてしまうとは、本当に驚きです。

額縁絵もたくさん残してくださっていて、その一つはアメリカにいる姉の所に。

日本家屋では無いのに、壁に飾られた絵はなんとも言えなく素敵で。

日本の風土を想像させる様なあの独特な色調ですし、趣があってインテリアとしては最高の演出です。

もちろん弊社に残る金属作品も素晴らしいものばかりです。

「武者小路実篤」
弊社の歴史の登場人物として、外せない方の一人なのです。

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