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2015年01月26日(月)更新

サッカーチームの先輩が来社  表彰盾・電鋳について 

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸の山田です。
 
 先月末、私が所属している草サッカーチームの先輩が来社されました。
知り合ってもう15年ほどになるのですが、会社に来て頂いたのは初めてでした。
以前は弊社でそのチームの「表彰盾」造りもお手伝いしていたのですが、それも数年前までのお話。

サッカー自体、私が社長になってからはあまり練習試合や合宿大会にも参加できない状況なので、新しいメンバーも増える中、だんだんとチームメイトと話す機会も減ってきているのです。
私がどのような仕事をしているのか、本当に言葉で伝えるのが難しい業種なので、ただの記念品業界とだけ表現することもあり。
しかし現実はほとんど美術の業界とでも言いましょうか。
これまでも表彰盾を貰ったことがある選手でさえ、あまり興味も持って頂けなかったようで。
 
その先輩は初めての訪問だったので、会社の業態と対象となるクライアントのお話し、そして製作方法のさわりなどをいくつか説明しました。
その中でも、でんちゅう「電鋳」という制作方法について見学を交えながらお話しさせて頂きました。
 

 当時チームで使っていたオリジナルの表彰盾
 
電気鋳造(エレクトリックフォーミング)と言うのは、一説によると200年程前にロシアで開発された成形法だと言われております。
もともとは美術品、工芸品の製造に使われていたものが、現在では工業品の製造方法として電気シェーバーの外刃やお札の原版、半導体部品のシリコンチップにも使われているのです。
身近なものでは昔のレコードもこの電鋳の過程を経て作られています。
昨今のレコードブーム再来で、これからはもっと興味を持っていただけけるのかもしれません。
 
「めっき」というものと「電鋳 でんちゅう」は兄弟のようなものです。
科学の実験で実際に経験された方もいらっしゃると思いますが簡単に言いますと、めっきを厚くかけ、形にしたものが電鋳なのです。
めっきというと薄く、はがれると考えられていますが、電気の量と時間をかければいくらでも厚くなるのです。
用途によりこの厚さを加減していきます。
つまり、めっきは製品をカバーしてはがれないようにする作業で、それに対して電鋳は、はがしたものが製品になる、という訳です。
                     典型的な電機鋳造(電鋳)の例
 
実際に工程を見て頂いた先輩に伝わったかどうかわかりませんが、飲み会の話のタネにはなるのではないでしょうか。

いつか弊社の製作した表彰盾を、うちのサッカーチームからではなく、会社かどこかのイベントで先輩が受賞されることを心より願っております。
優秀な先輩なので気づかないだけで既に持っていたりして・・・。

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オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・レリーフ彫刻・アートアクセサリー
 
株式会社 日本金属工芸研究所 
〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12
TEL 03-3811-7709  FAX 03-3813-0003
E-mail :info@jmaac.co.jp
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2015年01月20日(火)更新

松田光司 彫刻展 in 宇都宮 へ

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸研究所の山田です。
 
昨日、栃木県宇都宮で開催されている「第12回 松田光司 彫刻展」に行って参りました。

会場  ギャラリーシエール
所在地 〒329-1105 栃木県宇都宮市中岡本町4065
営業時間 11:00~18:00
定休日 水
電話/FAX 028 - 671 - 8210  028 - 671 - 8212

 


具象彫刻でおなじみの松田先生は、野球博物館の野球殿堂のブロンズレリーフ彫刻を制作されている作家さんです。
 
私共とは、最近では2013年の12月に東京大手町の読売新聞本社前に設置された「箱根駅伝90周年 ランナー像」のお仕事を一緒にさせて頂きました。
設置されるまでの約1年半、デザイン、原型制作から監修まで大変お世話になりました。


 
そんなランナー像を造られた松田先生の個展、日本橋三越でも昨年10月に展覧会がありましたので、今回はそこに出品されていなかった新作を狙って訪れました。
 
道中、以前も拝見したことがあるのですが、ギャラリーがあるJR岡本駅前に立ち寄り、先生の昔の屋外作品を鑑賞。

 
午後4時になってしまい、あたりは夕日に照らされておりました。
こちらのギャラリーを訪れるのは何回目でしょうか。
 
玄関を開けると、笑顔の先生がいらっしゃいまして、今年初めてのご挨拶を。
 
今回もたくさんお話しさせて頂くなかで、御縁とはこういうこと… と思うような話もありまして。
また、途中からはギャラリーのオーナーである鈴木さんも加わり、あっという間に時間が過ぎていき、なんと3時間も談笑。

 
                  松田光司先生
 
外に出ると辺りは真っ暗でしたが、話したりないので泊まっていこうかと思うぐらい。
しかし私はそのあとも仕事の予定がありましたので、急いで東京に戻りました。
 
場所がら、とても落ち着いて彫刻を鑑賞できます。
東京からは少しだけ遠いですが、いつもの様に先生との会話は楽しく、また先生の作品は見る価値があります。真の具象彫刻を真正面からとらえられるわけですし、レリーフ作品、立体作品が展示された、何より私にとっては心地の良い空間。
 
皆様にもぜひ鑑賞して頂きたいです。
1月24日まで開催、是非足を運んでみてください。
  • 1月21日(水)休廊
 
先生は1月23日以外は毎日ギャラリーにいらっしゃるそうです。

 松田光司先生 ブログ
 
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オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・表彰楯・レリーフ彫刻・アクセサリー
 株式会社 日本金属工芸研究所 
Japan Metal Art and Craft Co.,Ltd.
 
〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12
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E-mailinfo@jmaac.co.jp     
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社長ブログ : http://jmaac.keikai.topblog.jp/
 
トロフィー labo : https://sites.google.com/site/torofylabo/
 
表彰labo: https://sites.google.com/site/torofy/
 
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2015年01月07日(水)更新

明けましておめでとうございます

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸の山田です。

平成27年
新年 明けましておめでとうございます。


すこし遅いご挨拶となりました。
 
今年も引き続き、経営者として日本金属工芸研究所をコントロールしてまいります。

制作の方にも少しずつパワーをシフトできるように考えております。

また会社としては、これまで通り美術道に精進し、ご期待に添える美術品、表彰記念品を提供できるよう努力してまいります。
 
今年一年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう祈願し、ご挨拶とさせて頂きます。
 
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
 
株式会社 日本金属工芸研究所
代表取締役  山田敏晶
 

会社概要

レリーフ彫刻 制作 ブロンズ像・表彰楯・記念盾 制作 表彰記念品 企画デザイン製造販売 アートアクセサリー 美術工芸品 プロデュ-ス オリジナル美術記念品 など 1946年(昭和21年)  東京都北区に電気鋳造会社 創業...

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個人プロフィール

アート&デザインの世界を探究しながら、三代目として邁進しています。真面目で硬派、そしておしゃれな表彰記念品を通して、人々の心に残る作品を数多くプロデュースすることが何よりの使命。すべての分野において違いが分かる男になる為、日々勉強中。趣味はサッカー、バイオリン?!笑いの研究!?!

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