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表彰・表彰楯(表彰盾)・レリーフ彫刻・ブロンズ像・美術工芸品 オリジナル表彰記念品を通して心を豊かにするお手伝い
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経営者であるが故に、たまには経済・経営関連の本を読まなくてはいけないのではないか。
そう思う事がある。
と言うのも、基本的には大学の経済の授業内容などは覚えてはいないし、ましてやそれを実業に取り入れる能力もない。
そこで何かに頼ってしまうのでしょう。
日々厳しく、より複雑に変化する社会において、自分たちのビジネスでの役割を考え、また会社の将来や発展を悩まない日は無いからである。
そういう不安な時は、経済界の有名な先生のお話やカリスマ経営者の意見、先輩経営者からのご指導などを頂戴します。
また身近な経営者仲間からのアドヴァイスが何よりで、実際に相談することで何度かヒントを頂き、救われたことも当然あります。
ではビジネス書などはどうか、と言うと、基本的には受け身であり一方通行である。
私共の様な小さな会社の経営者が、大企業家の考え方や成功事例を納得しても、本当の意味で参考にならず、そこまで為にならないのではないかといつも疑心暗鬼です。
自己啓発系の本もすこし苦手なので、経営者向けのものでも基本的に避ける傾向にあります。
また、特に私の会社は特殊中の特殊な業種なので、言葉で書かれた理論や理念を理解したところで、ストレートに実行に移しにくい。
もちろん、私自身の経営者レベルが低いと言う事がそもそも問題なのかもしれませんけど。
自分がそれを生かす術を持ち合わせていないから、なおそう思ってしまうのでしょうか。
だからなにより、ビジネス書に書かれている成功談の内容に沿っていくと、自分たちの会社の規模とあまりにも違いすぎて、例にさえ当てはめられない事の方が多いと実際は感じています。
その結果、
その類のビジネス書は流し読みで終わってしまいがちで、タイトルだけで敬遠してしまう傾向にあります。
勉強会や研究会に好んで参加するのは、もしかしたらその反動なのかもしれません。
でも経営者としての常識っていうのも確かにありますので、注意が必要です。
「ドラッカーの本にこの様な事が書いてありすよね」とか「コトラーはこう言っていますよね」と耳にする方は当然多いでしょう。
正直、いくつもこの類の本は読み(目に)しました。
祖父や父から引き継いでいる本も会社にいくつかありますが、多くはお決まりのドラッカーか松下幸之助さん絡みの内容です(笑)。
そんな中、私は経営者としていくつか興味があるものがあります。
一つ目はマーケティング関連の本。
二つ目はジャーナリストのダニエル・ピンク関連の本。
三つ目は日本実業出版社の本!(ヨイショではありません。良い書です。)
色々とこれらに関連する本を詳しい人に聞いたり、本屋やネットで探しております。
先日、とても分かりやすくマーケティングの基本を解説してある本を、先輩経営者からご紹介頂きました。
それがこの新井将能 著「図解で学ぶ コトラー入門」という本です。
私の様なマーケティングのビギナーには、大変理解しやすく、また文章と図それぞれ連動して詳しく説明してありますので「マーケティングの本流がよくわかる」と帯に書いてある通り、かなり明快でした。
じっくり読みました。
もちろん経営者として分かっている事もたくさん書かれていますが、でも改めて考察するには良い機会です。
確かに大企業、または中企業向けなんでしょうけど、私どもの様な小規模会社の経営者にも十分に参考になるアカデミックな本でした。
マーケティング初心者の経営者様や、または起業を考えていらっしゃる方に、絶対おススメの一冊です。
これでやっと、なにかの会で経営者仲間がコトラーについて語っていたら、少しは一緒にうなずく事が出来るようになるかもしれません。
もちろん突っ込まれると困るので、控え目にですけれどね。
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オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・レリーフ彫刻・アートアクセサリー
株式会社 日本金属工芸研究所
〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12
TEL 03-3811-7709 FAX 03-3813-0003
E-mail :support@jmaac.co.jp
URL :http://www.jmaac.co.jp
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◇JMAAC ㈱日本金属工芸研究所 会社ブログ
http://ameblo.jp/nihonkinzokukougei/
◇経営者の情報技術勉強会 IT研究会
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◇ビジネス情報ネットリンク集
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◇FIDEM International Art Medal Federation
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2010年04月19日(月)更新
美術業界と記念品業界の中で…
弊社は3月4月5月とこの三ヶ月間は、年度末、そして年度始まりと言う事で、経営者である私の頭の中でさえ混乱するほどにたくさんのお仕事を頂いております。
(しかし視点を変えると、このぐらい忙しいのはこの3ヶ月間と秋にちょっとだけと言うこと・・情けない話ですが・・・)
美術業界が忙しいのか、それとも記念品業界が忙しいのか。
答えは、後者です。
美術の業界は正直、ここ数年停滞しております。
それでも弊社はお客様に恵まれ、また数多くのアーティスト様から依頼を受け仕事をさせていただいております。
ただ記念品業界の様にコンスタントに、また時期的なものはあまりありません。
では記念品業界はそんなにいつもたくさん仕事があるのかと言うと、そういうわけでもありません。
初めに書きましたが、季節的なものが影響します。
一般的には2月、3月、8月、そして10月、11月と言われています。
(弊社の場合は実は微妙にずれるのですが)
記念品業界も、最近は過当競争と不況の煽りでだんだん淘汰されていています。
コスト面でも品質面でも、相当な努力をしないと生き残れません。
「弊社はオリジナルのものしか扱いませんし、自社で企画デザインから製造販売までできます。また、特殊なデザイン、アーティスト作品を製造しているから安心です。」
などとは、決して言えないほど、大変な時代に突入している事を実感する毎日です。
また、不況だと言われている世の中ではまず記念品など動くはずもなく。
イベントや企画の中止が相次ぎ、予算削減で記念品事業自体を取りやめる企業も出てきています。
その様な状況の中、弊社は何とか今年のこの時期も忙しく過ごせております。
幾つか数十年続いていた表彰、そして表彰記念品が無くなりました。
でも、その程度で食い止められており、多くのお客様から引き続き利用して頂いております。
本当に感謝の言葉しかありません。
オリジナルを謳っている弊社の場合あたり前なのですが、全部違うデザイン、作品なので、受注後それぞれ必要な分だけを造り、表彰式や会合などの日程に合わせ作業をします。
表彰式やイベントと言う絶対に変更がない日程があり、数量も決まっておりますので、まさにゴールに向かって突き進む感覚です。
たとえば弊社の場合、B社様が「納品日を早めてください」、と言ってきたからと言って、A社様分の品をB社様に回す事が出来ないのです。
理由は上で述べたとおりです。
すべて違う品だからです。
よって、商品番号などはなく、すべて作品名です。
弊社のお取り扱い品は、厳密に言うとほとんど99%が商品ではなく作品なのです。
数ものでは無く、中には一点ものの、しかも短納期の作品もありますので、予備も作れません。
なので、なお失敗は許されません。
その様な状態では1分たりとも逆戻りは出来ないので、神様・ご先祖様に成功を祈るしかないような状況です。
幸いな事に、これまで大きなトラブルになった事はありません。
まあ、どんなお仕事も同じなのでしょうけれど、ある意味「命がけ」とでも言いましょうか。
代用が無い、すぐに出来ないものを造っている以上、こういった緊張感の中では「仕事をしている!」と実感する毎日です。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・レリーフ彫刻・アートアクセサリー
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(しかし視点を変えると、このぐらい忙しいのはこの3ヶ月間と秋にちょっとだけと言うこと・・情けない話ですが・・・)
美術業界が忙しいのか、それとも記念品業界が忙しいのか。
答えは、後者です。
美術の業界は正直、ここ数年停滞しております。
それでも弊社はお客様に恵まれ、また数多くのアーティスト様から依頼を受け仕事をさせていただいております。
ただ記念品業界の様にコンスタントに、また時期的なものはあまりありません。
では記念品業界はそんなにいつもたくさん仕事があるのかと言うと、そういうわけでもありません。
初めに書きましたが、季節的なものが影響します。
一般的には2月、3月、8月、そして10月、11月と言われています。
(弊社の場合は実は微妙にずれるのですが)
記念品業界も、最近は過当競争と不況の煽りでだんだん淘汰されていています。
コスト面でも品質面でも、相当な努力をしないと生き残れません。
「弊社はオリジナルのものしか扱いませんし、自社で企画デザインから製造販売までできます。また、特殊なデザイン、アーティスト作品を製造しているから安心です。」
などとは、決して言えないほど、大変な時代に突入している事を実感する毎日です。
また、不況だと言われている世の中ではまず記念品など動くはずもなく。
イベントや企画の中止が相次ぎ、予算削減で記念品事業自体を取りやめる企業も出てきています。
その様な状況の中、弊社は何とか今年のこの時期も忙しく過ごせております。
幾つか数十年続いていた表彰、そして表彰記念品が無くなりました。
でも、その程度で食い止められており、多くのお客様から引き続き利用して頂いております。
本当に感謝の言葉しかありません。
オリジナルを謳っている弊社の場合あたり前なのですが、全部違うデザイン、作品なので、受注後それぞれ必要な分だけを造り、表彰式や会合などの日程に合わせ作業をします。
表彰式やイベントと言う絶対に変更がない日程があり、数量も決まっておりますので、まさにゴールに向かって突き進む感覚です。
たとえば弊社の場合、B社様が「納品日を早めてください」、と言ってきたからと言って、A社様分の品をB社様に回す事が出来ないのです。
理由は上で述べたとおりです。
すべて違う品だからです。
よって、商品番号などはなく、すべて作品名です。
弊社のお取り扱い品は、厳密に言うとほとんど99%が商品ではなく作品なのです。
数ものでは無く、中には一点ものの、しかも短納期の作品もありますので、予備も作れません。
なので、なお失敗は許されません。
その様な状態では1分たりとも逆戻りは出来ないので、神様・ご先祖様に成功を祈るしかないような状況です。
幸いな事に、これまで大きなトラブルになった事はありません。
まあ、どんなお仕事も同じなのでしょうけれど、ある意味「命がけ」とでも言いましょうか。
代用が無い、すぐに出来ないものを造っている以上、こういった緊張感の中では「仕事をしている!」と実感する毎日です。
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2010年04月15日(木)更新
TM研究所 その後5・・・
今週初めに、以前テストマーケティング(TM)研究所に参加して頂いた皆様全員に、各自で制作して頂いた粘土作品を金属に置き換え、それをやっと楯にして納品する事が出来ました。
既に数名からお礼のメールを頂戴し、とにかく安堵しかありません。
コメントを読む限りでは、少しは皆様に気に入って頂けたようで。
感動が伝わるメールも頂いており、涙泪。
感想が聞けて本当に嬉しいです。
弊社は今後も美術道に邁進し、アートファンを増やしていきたいです。
そして、「商品」では無く、なるべく「作品」として取り扱って頂けるようなものを追求していきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
さてさて、TM研究所その後5を書きます。
前回、その後4の続きです。
じっくりゆっくり弱い電流を流すことにより、繊細な美術電鋳が出来ます。
形状や大きさによってだいたい2日~3日間、電鋳漕の中に入れます。
その間何度も何度も昼夜を問わず(今回の様な作品の場合は少し言いすぎですけど・・・)金属の付き方をチェックします。
今回も説明は省き、写真で流れを。
たっぷり銅がつきました
電鋳 たっぷり
電鋳 たっぷり・・・
石膏型から電鋳をはがします
電鋳はがし
石膏型の残骸!?
はんだで裏側を補強しました
いよいよ形を整え仕上げ 綺麗にしていきます
いらない部分は切り取ります
今日はここまで!
その後6に続く・・・
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
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コメントを読む限りでは、少しは皆様に気に入って頂けたようで。
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感想が聞けて本当に嬉しいです。
弊社は今後も美術道に邁進し、アートファンを増やしていきたいです。
そして、「商品」では無く、なるべく「作品」として取り扱って頂けるようなものを追求していきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
さてさて、TM研究所その後5を書きます。
前回、その後4の続きです。
じっくりゆっくり弱い電流を流すことにより、繊細な美術電鋳が出来ます。
形状や大きさによってだいたい2日~3日間、電鋳漕の中に入れます。
その間何度も何度も昼夜を問わず(今回の様な作品の場合は少し言いすぎですけど・・・)金属の付き方をチェックします。
今回も説明は省き、写真で流れを。
たっぷり銅がつきました
電鋳 たっぷり
電鋳 たっぷり・・・
石膏型から電鋳をはがします
電鋳はがし
石膏型の残骸!?
はんだで裏側を補強しました
いよいよ形を整え仕上げ 綺麗にしていきます
いらない部分は切り取ります
今日はここまで!
その後6に続く・・・
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2010年04月12日(月)更新
MUSUBUセミナー 櫻井紅絹さんのお話・・・
先週の土曜日、仕事を早めに切り上げジュエリー研究会 MUSUBUのセミナーに初めて参加させて頂きました。
このセミナーを紹介してくださったのが先日まで仕事でお世話になっていた中村園子さん。(ジュエリー作家・ジュエリーディレクター)
先日ご挨拶頂いた際に、この様なセミナーを運営されているとの情報を頂きました。
サイトを覗いてみたところ、「ジュエリー業界のお互いの情報を交換し合う場」と書いてあり、また中村さんの人柄に強く惹かれておりましたので、これは絶対何かがある、と確信しました。
たまにあるんですよね、「これは絶対に参加すべきである」と直感が働くことが。
普段はほとんどビジネス・経営者の集まりやIT関連の会が多く、たまにあるのが画廊や美術館のオープニング。そして、アートのシンポジウム。
でも実はこういったデザインやアートの小さな会の方が自分のフィールドだと思っていますので、ものすごく楽しみにしていました。
結論から先に言うと◎。
セミナーの講師は櫻井紅絹(もみ)さん。(ジュエリーデザイナー/MOMI Paris主宰)
櫻井紅絹さんは、20歳で渡仏してジュエリーを学んだ後、自身のブランド「MOMI Paris」(モミパリ)を設立されました。
パリ6区のサンジェルマン・デ・プレのMOMI Parisブティックと日本を行き来する生活を20年以上続けておられるそうです。
そんな櫻井さんのセミナー。
詳しいお話の内容は割愛しますが、とにかく刺激になる内容でした。
私の心に響いたポイントを3点に絞ると、
①「違う」と言う事の重要度
②生のマーケティングを活かす
③商品では無く「作品」である
この他にも、私個人にとってものすごくたくさんのキーワードがありました。
あまりにメモを取り過ぎて黒のボールペンが出なくなってしまうほど。
(そのため最後のアンケートは赤色のボールペンで書く破目に・・・。)
、この櫻井紅絹さんは見た目も小柄なのですが、話し方や振る舞いがなんともチャーミングな方でいらして。
世界でご活躍されている方なのに全く気取られていなく、その気さくな姿勢に感銘を受けました。
本当に日本とフランスの両面を持った方だという印象です。
ご自分で体験されてきたお話なので内容が濃く深く、またデザイナーとしての生き方も面白く勉強になる話ばかりでした。
講演後に少しお話させて頂きましたが、ご自分の考えと行動に自信がみなぎっておられ、ものすごいパワーを感じました。
その源にあやかりたい!あやかりたい!
事前に櫻井さんの予習を何もしていかなかった分、また、厳密に言うと業界が違うのですべての話が新鮮でした。
経営者としての立場は同じですが、一人の日本人として、またデザイナーとしての生き方に憧れてしまいます。
男性も頑張らないといけませんね。
私共の会社はアートとデザインの両方にまたがっておりますし、宝飾業界では無く記念品業界、または美術業界です。
ジュエリーと呼べるレベルのものはあまりありません。
アクセサリーはたくさん取り扱いますが。
それでも、昔からある「彫金入門」という本。
日本を代表するジュエリー作家である菱田安彦先生が書かれたその本の巻末には「山田美術電鋳」という名でしっかり出ております。
(もちろん弊社の名前は「日本金属工芸研究所」です。この名前はたぶん先生がインプットしていた名前なのでしょう。祖父の時代ですから。)
当時はジュエリーとアクセサリーも同じような範疇だったのかもしれませんね。
私が知らないだけで、今もそうなのかもしれませんけど。
「菱田先生などは最初はまだ学生だったはず。突然イタリアに留学してきたと言って戻ってこられた。」など、と古株社員が先日話していました。
とにかく、その当時(1960年~70年代)はジュエリーの先生方やそのお弟子さんなどもたくさん弊社に出入りしていたようです。
しかし、技術の発展に伴った結果なのでしょうか、ただ単に忘れられていったのでしょうか、ここ最近は片手で数えられる程です。
現在は個人と言うよりお客さまが銀座天賞堂様をはじめ、ミキモト装身具様やそのほかの宝飾店様など、企業とのお取引が多くなっています。
本来うちの様な小さな会社は昔の様に個人のお客様、作家様を大事にしなければいけないのですが。
そもそも、今の作家さん達は皆様はどうもインターネットからしか探して来て頂けず。
タテヨコの繋がりの紹介が無く、したがってその後が広がっていきません。
もちろん我々業者としての責任が多々あるのでしょうし、もっと口コミで利用して頂ける様に魅力的な会社にしなくてはいけないのは重々承知しております。
なので今後はそういった努力ももっとしないといけません。
その様な状態でしたので、セミナー後の懇親会はものすごく有意義な時間となりました。
手作りの会場は食べ物、飲み物もたくさんあり、会場が台東区の元小学校だっと事を忘れるぐらいホンワカしていました。
誰隔てなくお話しできる環境で、中村様にも数多くの方を紹介して頂き。
本当に明るくて楽しい方ばかりでしたので、あっという間の楽しい時間でした。
本当にたくさんの若手ジュエリー作家、デザイナーや関係者の皆様とお話する事が出来ましたし、早速コンタクトをとって頂き、今週来社される予定の方もいます。
仕事が絡む、絡まない、では無く、同じ価値観や仕事内容の者同士、こういうご縁を大事にして何か新しい発見や、楽しい出来事が増えていったら素敵な事です。
最後に、
ジュエリー研究会MUSUBU事務局の宮坂敦子さんと中村園子さんにお礼を申し上げます。
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このセミナーを紹介してくださったのが先日まで仕事でお世話になっていた中村園子さん。(ジュエリー作家・ジュエリーディレクター)
先日ご挨拶頂いた際に、この様なセミナーを運営されているとの情報を頂きました。
サイトを覗いてみたところ、「ジュエリー業界のお互いの情報を交換し合う場」と書いてあり、また中村さんの人柄に強く惹かれておりましたので、これは絶対何かがある、と確信しました。
たまにあるんですよね、「これは絶対に参加すべきである」と直感が働くことが。
普段はほとんどビジネス・経営者の集まりやIT関連の会が多く、たまにあるのが画廊や美術館のオープニング。そして、アートのシンポジウム。
でも実はこういったデザインやアートの小さな会の方が自分のフィールドだと思っていますので、ものすごく楽しみにしていました。
結論から先に言うと◎。
セミナーの講師は櫻井紅絹(もみ)さん。(ジュエリーデザイナー/MOMI Paris主宰)
櫻井紅絹さんは、20歳で渡仏してジュエリーを学んだ後、自身のブランド「MOMI Paris」(モミパリ)を設立されました。
パリ6区のサンジェルマン・デ・プレのMOMI Parisブティックと日本を行き来する生活を20年以上続けておられるそうです。
そんな櫻井さんのセミナー。
詳しいお話の内容は割愛しますが、とにかく刺激になる内容でした。
私の心に響いたポイントを3点に絞ると、
①「違う」と言う事の重要度
②生のマーケティングを活かす
③商品では無く「作品」である
この他にも、私個人にとってものすごくたくさんのキーワードがありました。
あまりにメモを取り過ぎて黒のボールペンが出なくなってしまうほど。
(そのため最後のアンケートは赤色のボールペンで書く破目に・・・。)
、この櫻井紅絹さんは見た目も小柄なのですが、話し方や振る舞いがなんともチャーミングな方でいらして。
世界でご活躍されている方なのに全く気取られていなく、その気さくな姿勢に感銘を受けました。
本当に日本とフランスの両面を持った方だという印象です。
ご自分で体験されてきたお話なので内容が濃く深く、またデザイナーとしての生き方も面白く勉強になる話ばかりでした。
講演後に少しお話させて頂きましたが、ご自分の考えと行動に自信がみなぎっておられ、ものすごいパワーを感じました。
その源にあやかりたい!あやかりたい!
事前に櫻井さんの予習を何もしていかなかった分、また、厳密に言うと業界が違うのですべての話が新鮮でした。
経営者としての立場は同じですが、一人の日本人として、またデザイナーとしての生き方に憧れてしまいます。
男性も頑張らないといけませんね。
私共の会社はアートとデザインの両方にまたがっておりますし、宝飾業界では無く記念品業界、または美術業界です。
ジュエリーと呼べるレベルのものはあまりありません。
アクセサリーはたくさん取り扱いますが。
それでも、昔からある「彫金入門」という本。
日本を代表するジュエリー作家である菱田安彦先生が書かれたその本の巻末には「山田美術電鋳」という名でしっかり出ております。
(もちろん弊社の名前は「日本金属工芸研究所」です。この名前はたぶん先生がインプットしていた名前なのでしょう。祖父の時代ですから。)
当時はジュエリーとアクセサリーも同じような範疇だったのかもしれませんね。
私が知らないだけで、今もそうなのかもしれませんけど。
「菱田先生などは最初はまだ学生だったはず。突然イタリアに留学してきたと言って戻ってこられた。」など、と古株社員が先日話していました。
とにかく、その当時(1960年~70年代)はジュエリーの先生方やそのお弟子さんなどもたくさん弊社に出入りしていたようです。
しかし、技術の発展に伴った結果なのでしょうか、ただ単に忘れられていったのでしょうか、ここ最近は片手で数えられる程です。
現在は個人と言うよりお客さまが銀座天賞堂様をはじめ、ミキモト装身具様やそのほかの宝飾店様など、企業とのお取引が多くなっています。
本来うちの様な小さな会社は昔の様に個人のお客様、作家様を大事にしなければいけないのですが。
そもそも、今の作家さん達は皆様はどうもインターネットからしか探して来て頂けず。
タテヨコの繋がりの紹介が無く、したがってその後が広がっていきません。
もちろん我々業者としての責任が多々あるのでしょうし、もっと口コミで利用して頂ける様に魅力的な会社にしなくてはいけないのは重々承知しております。
なので今後はそういった努力ももっとしないといけません。
その様な状態でしたので、セミナー後の懇親会はものすごく有意義な時間となりました。
手作りの会場は食べ物、飲み物もたくさんあり、会場が台東区の元小学校だっと事を忘れるぐらいホンワカしていました。
誰隔てなくお話しできる環境で、中村様にも数多くの方を紹介して頂き。
本当に明るくて楽しい方ばかりでしたので、あっという間の楽しい時間でした。
本当にたくさんの若手ジュエリー作家、デザイナーや関係者の皆様とお話する事が出来ましたし、早速コンタクトをとって頂き、今週来社される予定の方もいます。
仕事が絡む、絡まない、では無く、同じ価値観や仕事内容の者同士、こういうご縁を大事にして何か新しい発見や、楽しい出来事が増えていったら素敵な事です。
最後に、
ジュエリー研究会MUSUBU事務局の宮坂敦子さんと中村園子さんにお礼を申し上げます。
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初めて 本のご紹介・・・
経営者であるが故に、たまには経済・経営関連の本を読まなくてはいけないのではないか。
そう思う事がある。
と言うのも、基本的には大学の経済の授業内容などは覚えてはいないし、ましてやそれを実業に取り入れる能力もない。
そこで何かに頼ってしまうのでしょう。
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私共の様な小さな会社の経営者が、大企業家の考え方や成功事例を納得しても、本当の意味で参考にならず、そこまで為にならないのではないかといつも疑心暗鬼です。
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また、特に私の会社は特殊中の特殊な業種なので、言葉で書かれた理論や理念を理解したところで、ストレートに実行に移しにくい。
もちろん、私自身の経営者レベルが低いと言う事がそもそも問題なのかもしれませんけど。
自分がそれを生かす術を持ち合わせていないから、なおそう思ってしまうのでしょうか。
だからなにより、ビジネス書に書かれている成功談の内容に沿っていくと、自分たちの会社の規模とあまりにも違いすぎて、例にさえ当てはめられない事の方が多いと実際は感じています。
その結果、
その類のビジネス書は流し読みで終わってしまいがちで、タイトルだけで敬遠してしまう傾向にあります。
勉強会や研究会に好んで参加するのは、もしかしたらその反動なのかもしれません。
でも経営者としての常識っていうのも確かにありますので、注意が必要です。
「ドラッカーの本にこの様な事が書いてありすよね」とか「コトラーはこう言っていますよね」と耳にする方は当然多いでしょう。
正直、いくつもこの類の本は読み(目に)しました。
祖父や父から引き継いでいる本も会社にいくつかありますが、多くはお決まりのドラッカーか松下幸之助さん絡みの内容です(笑)。
そんな中、私は経営者としていくつか興味があるものがあります。
一つ目はマーケティング関連の本。
二つ目はジャーナリストのダニエル・ピンク関連の本。
三つ目は日本実業出版社の本!(ヨイショではありません。良い書です。)
色々とこれらに関連する本を詳しい人に聞いたり、本屋やネットで探しております。
先日、とても分かりやすくマーケティングの基本を解説してある本を、先輩経営者からご紹介頂きました。
それがこの新井将能 著「図解で学ぶ コトラー入門」という本です。
私の様なマーケティングのビギナーには、大変理解しやすく、また文章と図それぞれ連動して詳しく説明してありますので「マーケティングの本流がよくわかる」と帯に書いてある通り、かなり明快でした。
じっくり読みました。
もちろん経営者として分かっている事もたくさん書かれていますが、でも改めて考察するには良い機会です。
確かに大企業、または中企業向けなんでしょうけど、私どもの様な小規模会社の経営者にも十分に参考になるアカデミックな本でした。
マーケティング初心者の経営者様や、または起業を考えていらっしゃる方に、絶対おススメの一冊です。
これでやっと、なにかの会で経営者仲間がコトラーについて語っていたら、少しは一緒にうなずく事が出来るようになるかもしれません。
もちろん突っ込まれると困るので、控え目にですけれどね。
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オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・レリーフ彫刻・アートアクセサリー
株式会社 日本金属工芸研究所
〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12
TEL 03-3811-7709 FAX 03-3813-0003
E-mail :support@jmaac.co.jp
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2010年04月06日(火)更新
三菱一号館美術館 内覧会へ・・・
昨晩、東京丸の内に完成した「三菱一号館美術館」に行ってきました。
本日4月6日よりオープンする開館記念展
「マネとモダン・パリ」
の内覧会に父が招待され、連れとして行ってまいりました。
小雨降る中、夕暮れ時にアートな時間を満喫。
展覧会の後はノスタルジックなホール(カフェ)でお洒落なおつまみを頂きながらドリンクを。
そして偶然にも各方面の何名かの知り合いにお会いし談笑を。
有名芸能人も数名お見かけしましたし、アーティスト・美術館・画廊関係の方々、マスコミ関係、そして三菱関係の方々、ものすごいたくさんの方が訪れていました。
展覧会の感想はさておき、この美術館に感動してしまいました。
(マネの事を知らない方は勉強になる展覧会です。作品がもちろん素晴らしいのは当然です。)
この美術館、館内の色合いと言い、設備や小さなスペースを活かした工夫など斬新です。
でも、懐かしさも出ています。
モダンの中にアンティークを融合させるお手本の様な雰囲気造りでした。
館内は天井も低いですし大きい絵画などは展示できませんが、どこかの美術館の様に、ただ建物や部屋が大きく、コンクリートとガラスを駆使した様な無味乾燥な空間演出では無いです。
(もちろん好みの問題ではありますが、私としては・・・。)
大きな邸宅に近いような、美術を身近に感じられる心が温かくなる空間でしたね。
ミュージアムショップも他ではあまり見かけないようなフランス色の強いなかなかオリジナリティーの高い品揃えでしたし、最初に書きましたがカフェなども最高です。
よって展示内容、美術云々では無く、そこの場に行くことだけを目的としても価値があると云えます。
仕事終わりにデートするなら、絶対おススメですね。
東京らしい、素晴らしい美術館です。
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の中で岩崎弥太郎が出てきます。
そんな時に、丸の内にレンガ造りの明治時代の建物の雰囲気をそのまま復元した三菱の美術館がオープンした事は、話題性と言い、都市景観の意味でも大変注目すべき事です。
都心の中心にあり、周りには近代的なビルが乱立している中で、なぜか大変街にマッチした佇まい。
大きさと云い、色と云い、建築の美しさを成しています。
美術館の内部も当時の趣をそのまま再現、そしてリニューアルされており、なんとも落ち着く空間であります。
外側の大通りからは見えない美術館前には中庭の様なスペースがあり、憩いの場としての存在感もあります。
庭にはヘンリームーアの彫刻をはじめ、淀井敏男さんや朝倉響子さんの彫刻などの作品が置かれています。
そしてその周りにはおしゃれなショップやレストランがあります。
トータルアートの空間として、ものすごくレベルの高いエリア構成に驚かされました。
さすがに「三菱」!と思わずつぶやいてしまうぐらい。
美術と建物、庭、食事やお酒、買い物。
すべてが連動しているようです。
つまり、美術館を出て、「じゃあ、ここで食事をしようか。」と思ってしまうような。
たとえそれが父でも。 (ウソです)
でも、正面にあったお店(アンティークショップ?)には二人とも惹きつけられ、20分ぐらい時間を使ってしまいましたし、父でなかったら本当にレストランに入ってみたかったです。
「三菱一号館美術館とその周辺」
小さなエリアではありますが、豊かな気持ちを得られる癒し、憩い両面を持った都会的な素晴らしいスポットであると思います。
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「マネとモダン・パリ」
の内覧会に父が招待され、連れとして行ってまいりました。
小雨降る中、夕暮れ時にアートな時間を満喫。
展覧会の後はノスタルジックなホール(カフェ)でお洒落なおつまみを頂きながらドリンクを。
そして偶然にも各方面の何名かの知り合いにお会いし談笑を。
有名芸能人も数名お見かけしましたし、アーティスト・美術館・画廊関係の方々、マスコミ関係、そして三菱関係の方々、ものすごいたくさんの方が訪れていました。
展覧会の感想はさておき、この美術館に感動してしまいました。
(マネの事を知らない方は勉強になる展覧会です。作品がもちろん素晴らしいのは当然です。)
この美術館、館内の色合いと言い、設備や小さなスペースを活かした工夫など斬新です。
でも、懐かしさも出ています。
モダンの中にアンティークを融合させるお手本の様な雰囲気造りでした。
館内は天井も低いですし大きい絵画などは展示できませんが、どこかの美術館の様に、ただ建物や部屋が大きく、コンクリートとガラスを駆使した様な無味乾燥な空間演出では無いです。
(もちろん好みの問題ではありますが、私としては・・・。)
大きな邸宅に近いような、美術を身近に感じられる心が温かくなる空間でしたね。
ミュージアムショップも他ではあまり見かけないようなフランス色の強いなかなかオリジナリティーの高い品揃えでしたし、最初に書きましたがカフェなども最高です。
よって展示内容、美術云々では無く、そこの場に行くことだけを目的としても価値があると云えます。
仕事終わりにデートするなら、絶対おススメですね。
東京らしい、素晴らしい美術館です。
NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の中で岩崎弥太郎が出てきます。
そんな時に、丸の内にレンガ造りの明治時代の建物の雰囲気をそのまま復元した三菱の美術館がオープンした事は、話題性と言い、都市景観の意味でも大変注目すべき事です。
都心の中心にあり、周りには近代的なビルが乱立している中で、なぜか大変街にマッチした佇まい。
大きさと云い、色と云い、建築の美しさを成しています。
美術館の内部も当時の趣をそのまま再現、そしてリニューアルされており、なんとも落ち着く空間であります。
外側の大通りからは見えない美術館前には中庭の様なスペースがあり、憩いの場としての存在感もあります。
庭にはヘンリームーアの彫刻をはじめ、淀井敏男さんや朝倉響子さんの彫刻などの作品が置かれています。
そしてその周りにはおしゃれなショップやレストランがあります。
トータルアートの空間として、ものすごくレベルの高いエリア構成に驚かされました。
さすがに「三菱」!と思わずつぶやいてしまうぐらい。
美術と建物、庭、食事やお酒、買い物。
すべてが連動しているようです。
つまり、美術館を出て、「じゃあ、ここで食事をしようか。」と思ってしまうような。
たとえそれが父でも。 (ウソです)
でも、正面にあったお店(アンティークショップ?)には二人とも惹きつけられ、20分ぐらい時間を使ってしまいましたし、父でなかったら本当にレストランに入ってみたかったです。
「三菱一号館美術館とその周辺」
小さなエリアではありますが、豊かな気持ちを得られる癒し、憩い両面を持った都会的な素晴らしいスポットであると思います。
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