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2009年10月31日(土)更新

意外に知られていない・・・

「レリーフ」という言葉は意外にも日常的な言葉ではなく、あまり浸透していないのです。
長年の営業でびっくりした事の一つです。
izumi

私が商談中にお客様に表彰楯か記念盾を作る話をして、デザインや写真を見せながら何度もレリーフ部分がどうのこうのって指をさして説明しているにも拘らず、
「レリーフっていうのはどういったものですか?」
と聞き返されたりした事があります。
こういった事は2度や3度ではありません。

勝手に私が「レリーフ」という言葉、そしてどんなものかを誰でも知っている、と思い込んでいただけなんですね。
レリーフという言葉は一般的な言葉だと。

tsunesyou

レリーフとは主体彫刻と絵画の中間に位置づけられます。
こういう難しい表現がわかりにくい原因でしょうか。
簡単に説明すると、立体ではなく半立体の浮き彫り彫刻、または浮き彫りになっている細工の事です。
2次元と3次元の間。
平面絵画と立体彫刻の間。
つまり、その中間の2.5次元の世界です。

medaruporuto

レリーフは立体彫刻とは違い、大変手軽で飾りやすい点が記念品などの用途において最適だと思いますし、絵画のように壁に飾っておけます。
つまり空間をあまり占領しません。

弊社で取り扱っている表彰楯、記念盾や額にはほとんどこのレリーフが使用されております。英語で〔relief〕と書き、大変身近な所で見ることが出来ます。駅や役所、学校や公園で、また各個人の家にも気が付かないだけで生活に溶け込んでいるレリーフもたくさんあるはずです。
結構世の中にあふれているものです。
一度改めて探してみてください。

suwan
古今東西どの時代どの地域にもレリーフというものを見つけることが出来ます。
でも、一般的には芸術品などを指す場合の美術用語であると言っても良いのではないでしょうか。
だから、「レリーフ」という言葉を聞いたことがあっても、実際にはどういったものかは確証が無い方が多いのでしょう。

先程も申しましたが、レリーフそれ自体、またそれを利用した物は多くあります。
例えば建立記念のレリーフや肖像レリーフ、栄誉を称える女神像のレリーフ彫刻などがあります。

レリーフという彫塑(ちょうそ)技法が使用されているものには建物の壁や柱、メダル、宝飾品などがあり現代でも頻繁に使われています。
貝の内側に彫刻をするカメオなどもその類でありますし、最近ではガラスの表面をレーザーで彫刻するようなレリーフも流行っています。

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コイン。つまりお金ですが、当然頻繁にご覧になられる事も多いと思われる1、5、10,100,500円玉にもレリーフがありますね。

もちろん肖像メダルの表面などもレリーフであり、大きなレリーフ彫刻を縮小したものがコインであります。

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