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2010年08月09日(月)更新

「火」を使っています・・・!

日光が照り付けていないと、青錆仕上げや銀フルビ仕上げなど、金属の表面がうまく化学反応を起こして変色してくれない場合があります。

なので、弊社にとって雨はもちろん、曇りでさえ、よろしくはありません。

ですが、天気と言うのは人間がコントロールできないもの。
ずぅ~と晴天であるはずもなく。
梅雨時などは天気の長期予想を随時チェックして大まかなスケジュールを決めます。

しかし、ずっと天気が良く、しかもものすごく暑い日が続く今年の夏の様な気候は、作業の面からすると逆に全く望ましくないのです。

弊社は一年中、ガスバーナーやコンロ、そして七輪などを使用しての作業があります。

つまり「火」を使っています。



冬はこの炎達に暖くしてもらっているので、暖がとれるのですが、夏は逆にこれらの作業は地獄となります。

とにかく弊社の工場中心部分は空気を通さないといけないので、扇風機だけでクーラーのない環境での作業ですから、夏場は蒸し風呂状態です。
(実際はクーラーのある部屋を開けて冷気をたまに流していますが、ほとんど焼け石に水?!状態)

作業にもよりますが、ガスバーナーを使う作業は炎の勢いがすごいですから温度は上がり続けるわけで。

その作業が終わらないと次に進めない、つまり社員はそれこそサボるわけにもいきませんから、やるしかないのです。

熱風渦巻く工場内での作業、作品の色つけや、レリーフの裏側補強作業、ネジなど金具の取り付けやアクセサリーを製作する場合のピン付など、本当に過酷な環境です。

よって、休憩を繰り返し、まめに水分を取るようにしないといけません。



私や会長も事務所の仕事から離れ、工場内で汗をダラダラ流して作業をする事もたまにあります。

でも社員はこの時期は毎日汗だくだくです。

夏が暑いのは毎年の事ですが、今年は異常に暑さを感じます。

今日の様な複雑な気候、つまりドン曇りで、たまに雨が降り、少しだけ涼しい(気持ち程度ですが…)日は、すこし仕事がはかどるのです。

つまり通常よりちょっと過酷な程度で作業を進められるチャンスなのです!

と言う訳で、今日は少しは過ごしやすかったはず。

そういえば連休前ということもあり、先程は会長がレリーフの色付け作業を何枚もしていました。

今日は幾分作業が楽で、はかどったようです。

もちろんそれでも、作業後は汗びっしょりで、ペットボトル2本(スポーツドリンク)を軽く飲み干していましたけれど。

まだまだ残暑が続きます…。

皆様もどうぞご自愛くださいませ。

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