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2019年12月10日(火)更新

世界メダル会議と国際メダル展 2020

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸研究所の山田です。

実は私は一般社団法人
FIDEM  JAPAN の代表理事をしております。
そこで、開催が来年に迫った

国際メダル連盟(F.I.D.E.M)「フィデム」主催の「FIDEM 世界メダル会議」「FIDEM 国際メダル展」について、以前もご紹介しましたが、改めて再度御説明致します。

F.I.D.E.M (Fédération Internationale de la Médailles dArt)とは、    
国際メダル連盟と訳されており、
1937年、国際的レベルに於ける”Medal Art”の普及と振興を目的として設立されました。日本名では「フィデム」と呼びます。 
現在の加盟国は
46ヶ国です。

各国の美術館、ギャラリー、造幣局、その他研究機関、徽章製造業者、学芸員、教育者、アーティスト、メダルコレクターなどによって構成されています。

FIDEM  Art Medal World Congress(世界メダル会議)の開催はその中心的な活動になっています。 Congressは原則2年に一度、毎回異なった国、異なった場所で開催されます。

また国際メダル展も同時に開催され、世界中からアーティストや関係者が集まります。
人数は開催場所や条件にもよるのですがこれまでは
150
名位です。
世界メダル会議の期間中には
Medalの歴史、表現、意義などに関するレクチャーやワークショップ、美術館などへの訪問、交流会、晩餐会など、前夜祭を含めると5日間のプログラムで行われます。


FIDEMというこのイベントですが、2020年の10月に東京で開催されることが決定しております。FIDEM TOKYO 2020   XXXVI  FIDEM congress  
36回 世界メダル会議・国際メダル展です。
 
東京・目黒区にある「ホテル雅叙園東京」が世界メダル会議のメイン会場です。
また、国際メダル展はホテル雅叙園東京内の東京都指定有形文化財「百段階段」で開催されます。

FIDEM(フィデム)世界メダル会議および国際メダル展は、アジアで初開催です。今回の世界メダル会議には、海外からの参加者約120名以上が参加し、日本からも約30名の参加が現時点で想定されております。なお国際メダル展覧会には46か国から900点の出品出展を予定しております。


美術分野の地味な世界会議・国際展覧会ではありますが、国を代表して開催する、海外から関係者をお招きするイベントです。FIDEM(フィデム)は、純粋なアートイベントというだけでなく、やはり東京都はもちろん、地域振興、アジア、オリンピックイヤーの文化プログラムの一環ともいえる美術イベントとして活動してまいります。

メダルというものは小さな世界ではありますが、FIDEMの国際メダル展は、「美術のオリンピック」、「メダルのオリンピック」と言っても過言ではないと思っております。その流れから国際的なイベントをオール日本・オール東京で取り組んでいく仕組みを今後は作りたいと思っています。

産業発展、観光、教育にもつながるアートイベント・文化国際交流をとおして、2020年にFIDEMが東京で盛大に開催できるように活動していきます。

なお、各WEBサイトが随時更新されております。

FIDEM 国際メダル連盟
https://www.fidem-medals.org/
一般社団法人FIDEM JAPAN 
http://fidem2020.main.jp/
Facebookページ
https://www.facebook.com/fidemjapan/
FIDEM TOKYO 2020 オフィシャルWEBサイト 英語版のみ
http://fidem2020.tokyo/

ご理解ご協力を頂けますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

運営に関するご質問は以下のメールアドレス宛にお願い致します。
一般社団法人FIDEM JAPAN  FIDEM TOKYO 2020実行委員会
info@fidem2020.tokyo