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2013年08月22日(木)更新

「表彰制度」出版パーティー  お金より名誉でやる気は引き出せる



いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
日本金属工芸研究所の山田です。
 
 
「表彰制度」という本をご紹介します。
 
先日、この本の出版パーティーが京都であり行ってきました。
この本を書かれたのは日本表彰研究所という団体です。
http://www.hyosho.jp/
 
弊社とは「日本」と「研究所」が被っています。

この本は同志社大学政策学部の太田 肇教授http://www.h7.dion.ne.jp/~ohta/index.html
が書かれていますが、共著として上の日本表彰研究所のメンバーが執筆されています。
 
そして、この研究所の事務局長が私共の業界で活躍されていて、経営者の大先輩であり尊敬する、山城工芸・123トロフィー代表の田村信夫さんです。
http://www.yamashiro.co.jp/
http://www.123-trophy.com/

 
田村さんとは、表彰つながりでご縁を頂き、表彰業界や表彰記念品について以前、お話させて頂いた経緯があります。

今回、その山城工芸の田村さんが本を書かれたとの連絡があり、その本の出版パーティーへのお誘いがありました。

表彰業界の端くれであり、関東の一匹狼な表彰マンの私としては、何が何でもパーティーに参加して、田村さんに直接お祝いを申し上げたいと思っておりました。


 


そもそも日本表彰研究所という団体にとても興味がありました。

もちろん内容もさることながら、どのような方々がメンバーなのかも含めて。
 
表彰について課題と効能を見つけ突き詰めている、表彰を研究しているという意味では、かなり私共と共通点があるはずです。
 
弊社は、創業以来、美術と表彰について独自で研究をしてきました。
しかし、「表彰制度」については、あまり深くは考えてきませんでした。
アカデミックな世界ではなく、あくまでもビジネスとしての表彰しか見てきませんでした。
 
というのも、私どもにとっては表彰記念品がビジネス上のアイテムであり、どのような表彰制度であろうが、表彰をしていただき、表彰記念品を製作することで商売が成り立っています。

 
弊社では、表彰と言うものはさしあげる方も、頂いた方も、どちらも満足する物を選ぶべきではないかという事を主張してきました。
 表彰、特に美術という物を取り扱っている業者と致しまして、表彰と美術品を取り持つ事でより華やかなもの、付加価値のあるものにしていければと思っております。  
 とかく現代においては、時計やブランド品を贈呈する事も、もちろん表彰としては良く見られる光景です。
 
ただ、太古の昔から続く栄誉・功労・評価の証としてのメダルや表彰楯・盾などは本来お金の価値には変えられない物だったはずなのです。
 しかし、残念ながらこの数十年は、社会はすべて物事をお金の価値で計ろうとする傾向あります。
幾らの物だから価値があり、または名前が有名な商品だから将来価値が出て喜ばしい、など・・・・・・・。
 
しかし、表彰制度をアカデミックな立場でとらえた場合は、そんな一企業の主義主張はどうでも良いのです。

ご褒美の対価がお金であることも当然であり、副賞があろうが記念品があろうが、どうでもいいのです。

名誉でやる気を引き出す「表彰」という制度そのものが重要な役目なのです。



 
この本は、純粋に、表彰制度を取り入れるとどのような変化が起こるのかの成功事例が満載です。

コストを掛けずに会社や組織がどれだけ変化し、人が動くのか・・・。

制度そのものに焦点を当てていて、従業員の意識改革に一石を投じるような内容です。
 
なにより日本で初めて表彰制度について書かれた本だそうです。

繰り返しになりますが、表彰制度を取り入れることで、社員やそこで従事する者たちがどれだけやる気を出すようになるか。

組織全体の意識改革が表彰制度によってどのように作用するかなど。

本当に良くまとめられているビジネス書なのです。

 
 
http://www.amazon.co.jp/%E8%A1%A8%E5%BD%B0%E5%88%B6%E5%BA%A6-%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%88%A6%E7%95%A5-%E5%A4%AA%E7%94%B0-%E8%82%87/dp/4492533311
 
◆主要目次
 
第I部 表彰で日本人を元気に
 
1 なぜいま、表彰か
2 表彰は、"やる気"アップの切り札
3 多方面に波及するその効果
 
第II部 こんなに使える表彰制度
 
1 製造業の事例
2 飲食・サービス業の事例
3 流通・小売業の事例
4 運輸通信業の事例
5 その他業種の事例
6 公的機関などの事例
 
第III部 あなたの会社にこうして応用しよう――表彰の3タイプ
 
1 最大の功労者を賞讃する「顕彰型」
2 縁の下の力持ちを称える「奨励型」
3 職場の雰囲気づくりには「HR型」
 
 
(以上 Amazonより抜粋)
 
 
パーティーでは田村さんを通して関西で活躍されている表彰業界の経営者さんを数名ご紹介頂きました。

また同じテーブルでは、さまざまな業界の方々とお話をさせて頂き、おいしいお食事と共に楽しい会話に華が咲きました。

それぞれのご縁に感謝です。


 
                                               お土産にこんなものを頂きました
 
                         「勉強熱心de賞」
                    なんだか嬉しい気持ちになりました
                  
 


表彰、表彰制度には、本当にすごい力があることをこの本を通して知ることができました。
 
日本表彰研究所の皆様方への感謝をこの場を借りて申し上げます。

そして、貴研究所の今後のますますのご発展を祈念いたします。


最後に、
 
事務局長の田村さん、本当にどうもありがとうございました。

そして、おめでとうございます。
 

 
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2013年07月30日(火)更新

「大地の芸術祭の里 越後妻有2013夏」を開催中です

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。

日本金属工芸の山田です。


先日、2013年7月20日(土)~9月1日(日)まで開催中の「大地の芸術祭の里 越後妻有2013夏」に行ってきました。
 
昨年の夏も参加した「大地の芸術祭」。
新潟県の越後妻有地域の里山を舞台に3年に1度(トリエンナーレ)開催される世界最大規模の国際芸術祭なのです。



 
新潟のこの地方地域に内在するさまざまな価値をアートを媒介として掘り起こしています。
2000年のスタート以来、2003年、2006年、2009年、2012年の5回が開催され、現在は2015年の第6回に向けた準備が進められています。
 
私は2003年と2012年に現地を訪れました。

そして今年は、2013年夏のイベント。

規模も小さく、芸術祭ではありませんが、これまでの作品がまだたくさん残っており、それを巡ることが出来るのです。



 
昨年、日帰り温泉を楽しんで以来泊まってみたかった松之山温泉の旅館にも今年は宿泊できました。

日本三大薬湯と謳われている温泉街。

その中の里山料理【
ひなの宿ちとせ】さんに宿泊。

本当に良いお湯で、大満足でした。
料理も美味しく、従業員の皆様の対応もまったく文句なし。
これからは毎年この温泉を入りに行くと思います。
かなり高温なお湯でしたが熱い風呂が大好きな私にはぴったり。
匂いも湯上り加減も違うお湯なのですが、草津と同等に好きなお湯が見つかり感激しました。



 

さて、この越後妻有の各アートスポットですが、始まったばかりの7月20日、21日だったからかもしれませんが、まだまだ混雑はしておらず、じっくりゆっくり楽しむことが出来ました。
 
「脱皮する家」という作品(古民家を改造)では、係りとしていらっしゃった方とたっぷり現地のお話も伺う事ができ、大変有意義な時間を過ごす事も出来ました。

 
食事も温泉も、棚田も、もちろん現代美術も、何もかも大満足な旅となりました。


大地の芸術祭 http://www.echigo-tsumari.jp/







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2013年07月17日(水)更新

久米信行さん新著『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』出版記念イベントに参加して

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
日本金属工芸の山田です。
 
昨晩は19時から、この春にオープンしたばかりの
新御茶ノ水・淡路町にある「WATERASU(ワテラス)」

  http://www.waterrascommon.com/
http://www.yasuda-re.co.jp/waterras/access/

に行ってきました。
 
そこで開催されたのが、我が心の師匠である久米信行さんの新著
言い訳ばかりで動くない君に贈る33エール」の出版記念の会。
 
久米さんからは、私も変態の一人として扱って頂いておりますが、会場には変態っぽい、拘りを持った方々がちらほら居たようで。
 
[変態は変態を引き寄せる] のでしょう。






 
会の後半、パネルディスカッションにおいて4名のパネラーの方々もご登壇。
 
久米さんの御話は当然の事、4名の皆様のお話にはただただ、頷き、驚き、笑いました。

既にこの本を読んだ私としては、振り返る上でもかなりインパクトがあるもので、心に響くお言葉が沢山。




 
すでに、私の身体にインプットしましたので、今後の活動に役立たせないといけません。

そしてこの本を多くの方に読んで頂き、私の様に気づきを得て欲しいと思います。
 

会場ではお土産としてお花も頂けましたし、幸せオーラが沢山ありました。
 
久米さんと4名のパネラーの皆様の御話から、それぞれの人に、それぞれの言葉、考え方、体験談が頭に残ったと思います。
 
これからも楽しく、失敗を恐れず、チャレンジして、幸せに生きる。

改めてそれが大事だと思いました。
 
久米さん、日本実業出版社のスタッフの皆さん、ありがとうございました。


この本が沢山の人の手に行き届きます事を願っております。






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2013年06月24日(月)更新

ダイヤモンドを磨くのはダイヤモンド!

ジュエリー研究会musubu 第12回セミナー&懇親会
 
 
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸の山田です。
 
先週の6月22日土曜日、弊社は営業日だったのですが、私は15時に仕事を切り上げ、今年初めてのジュエリー研究会musubuに参加しました。
http://122.200.244.199/musubu/
 
 
このブログでも何度か紹介していますが、以前仕事をした際に担当者の方からこの会にお誘いを受け、もう7~8回は参加しているのではないでしょうか。
 
今では素敵なお仲間がたくさんおります。
 
とにかくこの会は、私にとって刺激的で、仕事に直接関係ない事もたまにあるのですが、逆に重なる話題や内容も半分以上ありますので、魅力的。
 
自分の仕事を見つめ、日本のジュエリーやアクセサリーに対して新しい知識を頭に入れられて、勉強ができる大変貴重な機会となっております。
 
今回第12回のテーマは
「宝石研磨のアレコレ」でした。
 
会場は台東デザイナーズビレッジでした。
  http://www.designers-village.com/ 
 
講師は御徒町で創業40余年の研磨会社、内藤研磨工業所の二代目である内藤彰治さんです。
 
あまり内容は書けませんが、とにかくとても興味深いものでしたし、参加者の質問が次から次へと。
本当に有意義な会でした。
 
備忘録として
・ダイヤモンドにも硬いものと柔らかいものがある
・ダイヤモンドには「へそ」と呼ばれる痛点の様なものが存在する
・研磨するとき、石によって熱にたいして強弱があるので注意する
 
などなど
 
この他にも、ジュエリー業界の皆様から専門的な質問があり、一つ一つ丁寧にお答えくださいました。
 
宝石というのは原石をカットして磨くことによって初めてその美しさを発揮します。
宝石の表面のキズを直したり、平面にしたりすること自体が研磨です。
内藤さんの所の特徴はダイヤモンドなど極めて硬質な宝石から、
サファイアやルビー、オパールや貝などの柔らかい宝石まですべてを研磨できる事のようです。主催者のお話ですと日本でも稀有な研磨師の方のようです。
ジュエリー業界の研磨駆け込み寺的な存在だそうです。
 
表彰業界の… 私どもの会社も大変光栄なことに世間ではたまにそう評価されることもあります。
 
苦労話が尽きないと思いますが、これからも日本のジュエリー業界発展の為に益々のご活躍、ご繁栄をお祈り致します。
 
内藤さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。
 
 
お土産として、クンツァイトという原石を一人一人にプレゼントしてくださいました。



この包装紙の中にピンク色の原石が!
 
全く関係ないのでしょうが、パワーストーンとしては、
クンツァイトは、「見返りを求めない無償の愛を教えてくれる石」だそうです。
大切にします。


今回もmusubuにお誘い頂きました、主催の中村さま、宮坂さま、本多さまにこの場を借りて感謝を申し上げます。


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2013年06月10日(月)更新

テアトルエコーの「バレるぞ急げ」を観ました

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸の山田です。

私は日頃、人間形成や社会に出た時に一人前に振る舞う事ができる為に、
演劇(お芝居)を義務教育にとり入れよう!
と訴え、小さな声をあげて地道な活動をしております(笑)


金曜日の夜、俗にいう華金に「感激」をしてきました。
いやいや、「観劇」をしてきました。
 
昨年から表彰のお仕事でお世話になっている業界の方が関わられている舞台。
 
日頃から、お芝居も?! 勉強している私は、仕事とは関係なく、この劇団に御縁を頂いて以来注目しておりまして、この作品は絶対に観たい!と以前から思っていたのでした。
 
結果、あたり~!!!!
 
会場は、恵比寿にあるエコー劇場。
 
劇団、テアトルエコーの「バレるぞ急げ」を観ました。




 
さすが喜劇のエコーさんです!

もう最高に笑える、その一言でした。

作品としては30年近く前からあり、テアトル・エコーが28年前に日本で初めて上演したようです。

けっこう劇を見てきている方なのですが、まだまだ未熟者、レイ・クーニーの作品を見るのは初めてでした。

この作品の原題は“Run for Your Wife”。

エコーさんではそのとき以来の再演のようです。

2時間15分なんて、あっと言う間!
 
以前ロンドンに住んでいた私は、そこの情景や、出てくる地名や小物に違和感なく入れますので、より、どっぷりと劇の中へ。
 
出演者の皆さん、凄すぎます。
もう、ステージを駆けずり回り、倒れ、起きて、つまずいて。

汗をかきかき、セリフをバンバン、その熱演と言ったらもう、これぞ演劇。

しかも私が大好きなコメディーとあっては、何度手をたたいて腹を抱えて笑った事か。
 
ああ、喜劇って最高です。
 
他の劇団の公演でさえこの作品を見た事なかったので、このストーリー自体が初めてで。
 
そんな状態で観たわけですが、たぶんですが、他の劇団だと翻訳も違うし、演出も違うだろうし、
 
たぶんそれなりにテイストも変わるとは思います。
 
でも面白さは変わらず一緒なんではないかなあぁ・・・。
 
もう一度観たいですね。
 
エコーさんだから見たいって思うのかもしれませんが、いつの日か、再演があったら、心の箪笥から、先日の楽しい観劇の思い出を出してみます。
 
そして、レイ・クーニーの他の作品も是非観てみたいです。
 
久しぶりに抱腹絶倒、たっぷり笑った2時間15分でした。
 
こんな劇に出会えるなんて、生きてて良かったぁ~。
 
テアトルエコーのキャストとスタッフの皆様、楽しい劇を本当にありがとうございました。



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