アート&デザイン 表彰記念品 ㈱日本金属工芸研究所 代表取締役 山田敏晶の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
表彰・表彰楯(表彰盾)・レリーフ彫刻・ブロンズ像・美術工芸品 オリジナル表彰記念品を通して心を豊かにするお手伝い
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2015年11月16日(月)更新
金めっき メッキ 鍍金
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸研究所の山田です。
表彰盾や記念品などを作る場合、打ち合わせ段階で、
中身のレリーフをどういった仕上げにするのかということが必ずポイントになります。
既製品の表彰記念品ですと、カタログなどに載っていますので、それ以上でもそれ以下でもないでしょう。
弊社の場合、レリーフを金めっきにする場合の仕上げは色々とあります。
一番わかりやすいのは、この写真のような表現方法です。
純金めっき仕上げのままと、その状態をわざと汚す方法。
汚すといっても、陰影が出るように薬品を火であぶって焼き付ける、
つまり化学変化を起こさせるのです。
どちらがそのレリーフに適しているのか、また好みの問題もありますので、
最終的にはお客様の判断になります。
我々はアドヴァイスを求められる場合が多いので、率直にお答えしています。
もちろん、銀めっき仕上げや青銅色にした方が良いのではないかと思われる作品もあります。
色によって表情を変えるレリーフ作品、記念品にとっては肝と言えます。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
オリジナル表彰記念品・ブロンズ像・表彰楯・レリーフ彫刻・アクセサリー
株式会社 日本金属工芸研究所
Japan Metal Art and Craft Co.,Ltd.
〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12
TEL 03-3811-7709 FAX 03-3813-0003
E-mail :info@jmaac.co.jp
URL:http://www.jmaac.co.jp
URL : http://www.nihonkinzoku.com/
Facebook http://www.facebook.com/JapanMetalArtCraft
トロフィー labo : https://sites.google.com/site/torofylabo/
表彰labo: https://sites.google.com/site/torofy/
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日本金属工芸研究所の山田です。
表彰盾や記念品などを作る場合、打ち合わせ段階で、
中身のレリーフをどういった仕上げにするのかということが必ずポイントになります。
既製品の表彰記念品ですと、カタログなどに載っていますので、それ以上でもそれ以下でもないでしょう。
弊社の場合、レリーフを金めっきにする場合の仕上げは色々とあります。
一番わかりやすいのは、この写真のような表現方法です。
純金めっき仕上げのままと、その状態をわざと汚す方法。
汚すといっても、陰影が出るように薬品を火であぶって焼き付ける、
つまり化学変化を起こさせるのです。
どちらがそのレリーフに適しているのか、また好みの問題もありますので、
最終的にはお客様の判断になります。
我々はアドヴァイスを求められる場合が多いので、率直にお答えしています。
もちろん、銀めっき仕上げや青銅色にした方が良いのではないかと思われる作品もあります。
色によって表情を変えるレリーフ作品、記念品にとっては肝と言えます。
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2015年01月26日(月)更新
サッカーチームの先輩が来社 表彰盾・電鋳について
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸の山田です。
先月末、私が所属している草サッカーチームの先輩が来社されました。
知り合ってもう15年ほどになるのですが、会社に来て頂いたのは初めてでした。
以前は弊社でそのチームの「表彰盾」造りもお手伝いしていたのですが、それも数年前までのお話。
サッカー自体、私が社長になってからはあまり練習試合や合宿大会にも参加できない状況なので、新しいメンバーも増える中、だんだんとチームメイトと話す機会も減ってきているのです。
私がどのような仕事をしているのか、本当に言葉で伝えるのが難しい業種なので、ただの記念品業界とだけ表現することもあり。
しかし現実はほとんど美術の業界とでも言いましょうか。
これまでも表彰盾を貰ったことがある選手でさえ、あまり興味も持って頂けなかったようで。
その先輩は初めての訪問だったので、会社の業態と対象となるクライアントのお話し、そして製作方法のさわりなどをいくつか説明しました。
その中でも、でんちゅう「電鋳」という制作方法について見学を交えながらお話しさせて頂きました。
電気鋳造(エレクトリックフォーミング)と言うのは、一説によると200年程前にロシアで開発された成形法だと言われております。
もともとは美術品、工芸品の製造に使われていたものが、現在では工業品の製造方法として電気シェーバーの外刃やお札の原版、半導体部品のシリコンチップにも使われているのです。
身近なものでは昔のレコードもこの電鋳の過程を経て作られています。
昨今のレコードブーム再来で、これからはもっと興味を持っていただけけるのかもしれません。
「めっき」というものと「電鋳 でんちゅう」は兄弟のようなものです。
科学の実験で実際に経験された方もいらっしゃると思いますが簡単に言いますと、めっきを厚くかけ、形にしたものが電鋳なのです。
めっきというと薄く、はがれると考えられていますが、電気の量と時間をかければいくらでも厚くなるのです。
用途によりこの厚さを加減していきます。
つまり、めっきは製品をカバーしてはがれないようにする作業で、それに対して電鋳は、はがしたものが製品になる、という訳です。 典型的な電機鋳造(電鋳)の例
実際に工程を見て頂いた先輩に伝わったかどうかわかりませんが、飲み会の話のタネにはなるのではないでしょうか。
いつか弊社の製作した表彰盾を、うちのサッカーチームからではなく、会社かどこかのイベントで先輩が受賞されることを心より願っております。
優秀な先輩なので気づかないだけで既に持っていたりして・・・。
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◇㈱日本金属工芸研究所 活動ブログ
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◇表彰記念品 表彰盾 ブロンズ像 日本金属工芸研究所 Ameba Blog
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◇トロフィーlabo
https://sites.google.com/site/torofylabo/
◇表彰labo
https://sites.google.com/site/torofy/
◇オリジナル表彰楯(盾)製作
https://sites.google.com/site/hyousyoutate/
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◇日本芸術メダル協会
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◇経営者の情報技術勉強会 IT研究会
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◇ビジネス情報ネットリンク集
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サッカー自体、私が社長になってからはあまり練習試合や合宿大会にも参加できない状況なので、新しいメンバーも増える中、だんだんとチームメイトと話す機会も減ってきているのです。
私がどのような仕事をしているのか、本当に言葉で伝えるのが難しい業種なので、ただの記念品業界とだけ表現することもあり。
しかし現実はほとんど美術の業界とでも言いましょうか。
これまでも表彰盾を貰ったことがある選手でさえ、あまり興味も持って頂けなかったようで。
その先輩は初めての訪問だったので、会社の業態と対象となるクライアントのお話し、そして製作方法のさわりなどをいくつか説明しました。
その中でも、でんちゅう「電鋳」という制作方法について見学を交えながらお話しさせて頂きました。
電気鋳造(エレクトリックフォーミング)と言うのは、一説によると200年程前にロシアで開発された成形法だと言われております。
もともとは美術品、工芸品の製造に使われていたものが、現在では工業品の製造方法として電気シェーバーの外刃やお札の原版、半導体部品のシリコンチップにも使われているのです。
身近なものでは昔のレコードもこの電鋳の過程を経て作られています。
昨今のレコードブーム再来で、これからはもっと興味を持っていただけけるのかもしれません。
「めっき」というものと「電鋳 でんちゅう」は兄弟のようなものです。
科学の実験で実際に経験された方もいらっしゃると思いますが簡単に言いますと、めっきを厚くかけ、形にしたものが電鋳なのです。
めっきというと薄く、はがれると考えられていますが、電気の量と時間をかければいくらでも厚くなるのです。
用途によりこの厚さを加減していきます。
つまり、めっきは製品をカバーしてはがれないようにする作業で、それに対して電鋳は、はがしたものが製品になる、という訳です。 典型的な電機鋳造(電鋳)の例
実際に工程を見て頂いた先輩に伝わったかどうかわかりませんが、飲み会の話のタネにはなるのではないでしょうか。
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2013年11月13日(水)更新
師匠から弟子へ
いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
日本金属工芸の山田です。
弊社の工場内で日々行われている作業に「めっき」という工程があります。
弊社の場合はそのめっきを利用しての「電気鋳造」という鋳造方法を使って商品や作品を造っています。
美術電鋳という言葉は実際にはありませんが、美術品に特化した電鋳作品を製造しておりますので、
「めっき」作業をしたことがある誰もかれもが出来るわけではありません。
熟練の技や感覚が必要となります。
弊社でこの道60年のベテランが先日、検査入院しました。
幸い何処も異常はなく4週間で復帰できましたが、その間は若手の者に現場を任していました。
この現場には、一人はもう15年以上、そしてもう一人はまだ3年経っていない者がいます。
15年以上の従業員は既に会社の心臓部を任せている一番の技術者。
そして、3年経っていない者は、元々、美術鋳造の業界に居た者なので、
あまり教える事は多くなく、既にある程度のレベルなのです。
逆に私などは教わる事も沢山あるほどの知識経験豊富な者なのですが、
こと電気鋳造やめっきの作業となると、やはり勝手が違いますし、感覚と経験がものをいうので簡単にはいきません。
師匠から弟子へ。
一人前になるにはどのくらいの時間を要すのか、正直解りません。
従業員、職人在っての弊社です。
何十年にもわたって繋がれてきた「技仕事」というバトンは、順調に次のランナーへ繋がっていっているようです。
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弊社の場合はそのめっきを利用しての「電気鋳造」という鋳造方法を使って商品や作品を造っています。
美術電鋳という言葉は実際にはありませんが、美術品に特化した電鋳作品を製造しておりますので、
「めっき」作業をしたことがある誰もかれもが出来るわけではありません。
熟練の技や感覚が必要となります。
弊社でこの道60年のベテランが先日、検査入院しました。
幸い何処も異常はなく4週間で復帰できましたが、その間は若手の者に現場を任していました。
この現場には、一人はもう15年以上、そしてもう一人はまだ3年経っていない者がいます。
15年以上の従業員は既に会社の心臓部を任せている一番の技術者。
そして、3年経っていない者は、元々、美術鋳造の業界に居た者なので、
あまり教える事は多くなく、既にある程度のレベルなのです。
逆に私などは教わる事も沢山あるほどの知識経験豊富な者なのですが、
こと電気鋳造やめっきの作業となると、やはり勝手が違いますし、感覚と経験がものをいうので簡単にはいきません。
師匠から弟子へ。
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