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2010年04月30日(金)更新

いつでもアートを・・・

例えばダンボールの中に商品が入っています。

その商品を守るためのものとして、エアーパッキンや新聞紙、その他のクッション材が大抵入っています。

先日家に届いた商品を段ボールから出すと、わら半紙をクチャクチャにしたものが入っていました。

しかも、ものすごい大きさのものが。

紙のオブジェ1

それを見ていると、色々なものに見えてきまして・・・。

龍の顔にも、巨大な虫か?!

鷲の様な鳥かな???

獅子舞の顔にも、いや狛犬かもしれない。

なんとなく恐ろしくもあり、でも勇ましくもある。

皆様は何に見えますか?

紙のオブジェ2

私は何気なく自然と形づけられたこの大きな紙から、たくさんのイメージがわいてきます。

逆にこれをただの一枚の紙からデザインしろと言われても、決して狙った形状では無く、偶然なものだけに、難しいです。

紙のオブジェ3

バランスも絶妙ですし。

いつでもアートを意識しているからなのか、アングルを変えて写真まで。

こういうものを見つけると、肝心の商品より、こういった自然のアート作品?!に目が行ってしまう。

アートを感じすぎる病気なのかもしれません。


で、肝心の商品はと言うと・・・、妻の物なのでナイショです。

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2010年04月28日(水)更新

GWは柔道ではじまり・・・

いよいよGWが目の前です。

ヴァンジ彫刻

明日は朝から武道館で開催される、全日本柔道選手権大会へ。
(ちなみに私は一応初段、父は明大柔道部出身で5段。)

父がいつも明大の大先輩から招待を頂くので、今年は母に代わり私がお供する事に。

柔道や相撲などは特にテレビと現場では迫力が違います。

なので、一流選手の試合を滅多に目の前で見られるものではありませんから、ものすごく楽しみです。

ちなみに弊社の作品も表彰で出ているので、その様子もチェックをしに。

テレビは午後3時くらいからの中継でしょうか。

前から3番目ぐらい、左コーナーの端の方に座っていると思います。
(基本的には映る場所ではないのですが)

オレンジ色のメガネだけ掛けて、少しでも妻に分かるように・・・目立つように・・・。

30日は通常営業です。

お陰さまで仕事が忙しく、やる事が溜まっていますので社員一同全力で仕事をして、いよいよGWへ。

ですか経営陣は仕事もあり、GWは出社予定。

休み明けの納品分や事務処理作業があるので、交代で何日かは仕事をする予定です。

チューリップ

例年ですと、GWはどこかに。

行きたい所はいっぱいあります。

大好きなチューリップを見に富山にもいつか行ってみたいし。

でも、たいてい美術が絡んでいる場所に出かけてしまいます。

今まで行った中でのお薦めは、静岡にある「クレマチスの丘」です。

ここにはヴァンジ彫刻庭園美術館と言うのがあって、クレマチスが咲き乱れる庭園の中で素敵な彫刻を鑑賞できます。

ヴァンジ彫刻庭園

レストランも充実していて、美食家にも有名な場所です。

花が大好きで、山が大好きで、美術が好きな私にとってはものすごく贔屓の場所です。(と言っても一度しか行った事がないので、ここで言うほどでもない!?)

でも、富士山の裾野だし、本当におススメですよ!

花と言えば・・

近所の根津神社では「つつじまつり」が開催されております。

今年はあまり暖かくない春なので、例年と違ってどうにか5月に入っても綺麗なつつじが見られそうです。


今日は、庭園繋がりで、そのお隣、千駄木での特別展覧会をご紹介します。

皆さん、卓越した技法で制作された本物の冑をご覧になった事はありますか?

人形売場ではこの手のものはめったにお目にかかれません。


旧安田楠雄邸の五月飾り
「特別展示 甲冑師 加藤一冑(いっちゅう)の世界」

加藤一冑の世界


甲冑(かっちゅう)は、もちろんカブトの事です。

男の子の節句では、冑は「鯉のぼり」と並んで欠かせないものであります。

弊社では電鋳技術を生かした甲冑の金属部品を創業以来お手伝いさせて頂いております。

昔は何十人もの甲冑師さんがいらっしゃり、五月人形の部品を一年中造っていたようです。

だんだんとその数は減ってきたとはいえ、実は現在でも7~8名程度の甲冑師さんから、一年を通してたくさんのご注文を頂き、冑の部品を製造しています。

旧安田楠雄邸の五月飾り

そんな甲冑師のお客様の一人、加藤一冑(かとういっちゅう)さん。

この世界では有名すぎる加藤三兄弟のご長男さんです。

昨年、東京都の名誉都民に選ばれた甲冑師です。

その加藤一冑さんの作品、加藤家代々の作品が特別展示される様で、ご案内を頂きました。

しかも場所は、これまた知る人ぞ知る旧安田楠雄邸

たぶん、弊社で協力させて頂いた金属部品も見られるのではないかと。

期間は、本日4月28日(水)~5月5日(水)迄です。

会場   旧安田楠雄邸
住所   東京都文京区千駄木5-20-18
時間   午前10:30~午後4:00(入館は午後3:00まで)
入館料  大人500円 中高生無料 その他割引制度あり
お問い合わせ 旧安田楠雄邸 03-3822-2699


仕事の合間に訪れてみようと思っています。

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2010年04月26日(月)更新

AISARE Branding Clubに参加して・・・

AISARE Branding Club

素敵なネーミングです。

先日24日の土曜日の正午過ぎから、千代田区のある会場で開催されました会の名前です。

主宰は株式会社カティサークのWEBメディア エヴァンジェリスト押切孝雄さん。

この会の参加者は20代から30代後半の方です。

職業はそれぞれ様々で、かなり刺激的でした。

AISARE Branding Clubは、参加者それぞれが自分の夢をかなえる会です。

押切さんの説明によると、押切さんが面識のある方で2カ月毎にメンバーで会いながら、夢をかなえていく会だという事です。

今回私が参加したのは第2期目の会です。

第2期目は4月、6月、8月と偶数月に開催していき、最終的には・・・12月?!との事。

既に今後の予定日も発表されましたので、真剣に取り組む心の準備が整いました。

「信頼できる仲間と夢を共有すると、自分一人で考えるより、達成できることは多いですし、実際楽しいです。」
これは押切さんのお言葉。

本当にそうだと思います。

実際、今までも経営者仲間や友人知人とビジネスランチや飲み会などをして、たくさんのヒントを私も頂いてきました。

そういう意味ではこのAISARE Branding Clubのメンバーの皆様からも、たくさんの事を学べるはずです。

普段は経営者の集まりが多く、初心に帰る事を忘れがちです。

経営者同士ではけっこう愚痴になる事が多くなると言う傾向もあります。

また、年齢的にも先輩経営者が多いので、つい控え目になってしまいます。
(自分でそう思っているだけでしょうが…)

この会に参加してみて良かったと思う事は、

若いなりの適度な緊張感があるが、素の自分を出せる事。
(これはもしかしたら、自分だけの解釈かも知れません)

そして、皆さん自主的に参加していますので、ちゃんと目的意識を持っていて、未来を向いて考えていて、そして現状もちゃんと理解している事。

そんな素敵な皆さんと出会えた事が、まずは何よりの収穫でした。

肝心の内容ですが、初回はとにかく未来年表に沿って自分の「夢」を書いていくと言う事。

現状を把握していないと、未来を想定できないのでまずは自己分析。

仕事面では、起業してみたい!とか、事業を起こして成功したい!など。
プライベートでは結婚したい!とか、フルマラソンを走ってみたい!。

その様な夢が参加者の皆さんにあったかどうか、正直なところ詳しくは書きませんが、でも、夢を語る姿はすごく良いものです。

男が夢を語る時、それは・・・。
(良い表現が見つかりませんが、とてもキラキラしていると言う事です!)

何か刺激を頂き、新鮮な気持ちにさせてくれるお仲間と出会えた気がしました。

ちなみに、右隣に座っていた介護関係の仕事に従事されている方の字がものすごく綺麗で!

字の汚さにいつも情けなく思っている自分としては、早くも憧れを。

「字が上手く(綺麗に)なりたい」、これも自分の「夢」でしょうか・・・。


さて、自己分析。

私は日常生活にも今は満足していますし、欲するものもあまり無く十分幸せを感じています。

仕事ではそれこそ奮闘の日々。
会社を引き継いだ3代目ですので、とにかく改革を実行し、それでもなるべく現状を維持して、そして世の中に適合した会社運営をしていかないといけません。

よって、もっと事業を拡大して年商を増やしたいとか、会社として有名になりたいとか。

そういった夢も今のところありませんし、細く長くが自分の経営者としての信条ですので普通の欲しか出てきません。

では自分にとっての「夢」とは・・・。

プライベートを中心に色々と書きだすことで、心の中で眠っていた欲が結構出てきました。

でも「夢」を書き出したつもりでしたが、本当の夢が見つからなく。

井上陽水や斎藤由貴も「夢の中で」という歌で唄っていましたが、見つけにくいものなのです。

正直、すべて「願望」ばかりでした。

「夢」と「願望」 入交り

「夢」と「願望」の違い。

個人的に、ここには大きな差がある気がしています。

自分の中ではちょっとの努力や勉強ですぐに達成できるものは「夢」に入れたくない、そんな、かっこつけの自分がいます。

そうなると「願望」ばかりで、「夢」が見当たらず。

「夢」を追うと言う事は・・・。

どういう人間になりたいか。

または何かを突き詰めたい、とか。

もしかしたら自分にとってこれが「夢」を見つける第一歩かもしれません。

数多くの願望の中から本当の夢を。

6月に第2回目の会がありますので、その時までに本当の「夢」をじっくりと考えてみたい、そう思いました。

今後、自分の中での変化にすこし期待をしつつ、徐々にプレッシャーを掛けてみようと思っています。

とても素敵な会に巡り合えた気がしています!

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2010年04月23日(金)更新

巨大プロミネンス(紅炎)・・・・!!!

新聞やニュースでご存知の方も多と思いますが、米航空宇宙局(NASA)が太陽で発生した巨大プロミネンス(紅炎)の画像を公開しました。

プロミネンスは、太陽の大気の一部が磁力線に沿って上層に噴き出す現象だそうです。

新聞各社のWEBサイトには事細かに出ておりますので、あえて他人様の画像はアップはしません。

まずは皆さんじっくりとご覧ください。

紅炎の高さは最大で何と地球の20倍だそうですよ。

一番詳しいのはasahi.comです。
動く画像もあります。

そして日本経済新聞のWEB版には巨大な鮮明写真がっ!

こんなスケールは我々人間が到底分るはずもない尺であり、そして想像できる範囲をはるかに超えた画像です。

画像検索でもこんなに出てきました。

地球から離れているから見れるのでしょうが、もう何が何だか、考えると怖くなります。

太陽がないと、我々人間は生きてはいけませんし、他の動植物も同じです。

太陽と言うのは太古の昔から信仰の対象であり、今でも神として崇めている民族や宗教はあります。

でも、肉眼でしか太陽を見る事が出来なかった時代はそれで通用したのでしょうけれど、こうやって文明の利器で「太陽とは何ぞや」と言う事がはっきりと見えてしまうと・・・。

もともとの太陽の大きさを考えれば、紅炎の大きさを想像できないのも当然です。

我々がせいぜい想像できる大きさは、昔言われていたらしい「丸ビルの高さの何倍」、または最近では当然の様な表現の「東京ドーム何個分」。

これも本当にその大きさを感じることは難しいですから、日本人にとって言葉の中だけのある意味限界な表現なんでしょう。

ふと思ったのですが、外国ではどうやって表現するんでしょうかね?

エッフェル塔何塔分とか、ピラミッド何個分、モアイ像何個分など。

話を戻すと、それにしても太陽の炎の美しさに脱帽です。

この熱と光が地球に届いているとすれば、身近に感じますけれど、この画像の炎の熱が届くのはいつのことやら。

形も素晴らしいです。

テレビゲームの中でオーバーに表現されていると思っていた炎が、実際にも同じような動きをしていて。

それがここまで鮮明に見えてしまう事の驚き。

先日、銀座天賞堂で開催された漆時計盤の作品コンテストの際の製作した楯。

漆時計盤作品展 レリーフ

これらは、時計と言う事で「○」と「太陽」を表現しています。

炎を表現しているレリーフ

しかし、今日の画像を見てしまうと、なんだか地球サイズな表現だなぁ…と。

太陽 レリーフ

よく宇宙から地球を見ると、なんてちっぽけな存在なのか実感すると宇宙飛行士たちは言いますが、太陽から見れば、ちっぽけどころでは無く。

太陽からすれば我々人間はミトコンドリアと同類の大きさでしょうし。

「色々と悩みがあって、生きるのが嫌になります…。」

とは、なぜかもう言えませんね。(思った事があるわけではありませんよ)

「せっかくだから、命燃え尽きるまで楽しんで生きたい!」

燃え尽きる事がない太陽の画像を見て、そう思いました。

太陽万歳です!

そして、アートに絡めて言うと、
今後の作品にこの紅炎をデザインとしてうまく取り入れたいなァと。

立体物のトロフィーやブロンズ像でも。


色々と考えさせられた一日でした。

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2010年04月21日(水)更新

TM研究所 その後6・・・

3月2日に開催した「テストマーケティング研究所」 。

前回の その後5 の続きです。

いよいよ最終回です。

いつものように文字は少なく画像で説明します。


電鋳 型から取りたて!

のりしろの様な部分がありますので、ここを切り廻しで取っていきます。

もちろんすべて糸のこで。
手作業です。

切り廻し 修了

この時点ではすべて銅のままの色です。

切り廻しをして形を整える

ここからが大変です。

色の選定をしなければなりません。
今回の様にお任せいただいた場合はご希望に添えない場合も・・・。
(何かの注意書きみたいですが)

社員全員で選別しました。

メッキ前の選別作業

とりあえず、こんな感じで分けてみました。

しかし、最終的には様子を見て変えていきます。

今回は1点のみの変更がありました。

そしてこうなりました!

メッキ終了

やはり、形によって合う色と合わない色があります。

金属っぽい方が良い場合や青錆色の様に渋い感じの方が良い場合も。

あえて金メッキはしませんでした。

ブロンズ古美
シルバー
パール
青錆(青銅色)

以上4種類です。

メッキ仕上げ 完了

そして、大小様々板に取り付け、楯にしていきます。

今回は「ブログに載せても良いですよ」とメッセージを頂いた方と、事務局の方の作品を特別に公開します。

安藤さんの作品です。
安藤さんの作品


そして事務局の方の作品。
板に付けると、

事務局の方の作品

立派な楯が出来あがりました。

プレートにお名前やタイトルを彫ったものを取り付ける事も考えていたのですが、逆に迷惑かとも思い、今回は作品のみを。

出来あがりが気に入らなかった参加者もいらっしゃったかと思います。

申し訳ございんせんでした。

そういう方は、リベンジを。

と言うわけで、以上がその後の報告となります。

TM研究所を通して参加者の皆様に少しだけでもアートに触れていただきました。

また是非お立ち寄りください。

そして日常では「鑑る」事をして、アート作品に接してみてください。


参加して頂き、どうもありがとうございました。

最終的にはこうなりました!


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2010年04月19日(月)更新

美術業界と記念品業界の中で…

弊社は3月4月5月とこの三ヶ月間は、年度末、そして年度始まりと言う事で、経営者である私の頭の中でさえ混乱するほどにたくさんのお仕事を頂いております。
(しかし視点を変えると、このぐらい忙しいのはこの3ヶ月間と秋にちょっとだけと言うこと・・情けない話ですが・・・)

赤ちゃん 足跡レリーフ

美術業界が忙しいのか、それとも記念品業界が忙しいのか。

答えは、後者です。

美術の業界は正直、ここ数年停滞しております。
それでも弊社はお客様に恵まれ、また数多くのアーティスト様から依頼を受け仕事をさせていただいております。

ただ記念品業界の様にコンスタントに、また時期的なものはあまりありません。

では記念品業界はそんなにいつもたくさん仕事があるのかと言うと、そういうわけでもありません。

初めに書きましたが、季節的なものが影響します。
一般的には2月、3月、8月、そして10月、11月と言われています。
(弊社の場合は実は微妙にずれるのですが)


記念品業界も、最近は過当競争と不況の煽りでだんだん淘汰されていています。
コスト面でも品質面でも、相当な努力をしないと生き残れません。

アーティスト オリジナルブローチ

「弊社はオリジナルのものしか扱いませんし、自社で企画デザインから製造販売までできます。また、特殊なデザイン、アーティスト作品を製造しているから安心です。」

などとは、決して言えないほど、大変な時代に突入している事を実感する毎日です。

また、不況だと言われている世の中ではまず記念品など動くはずもなく。
イベントや企画の中止が相次ぎ、予算削減で記念品事業自体を取りやめる企業も出てきています。

その様な状況の中、弊社は何とか今年のこの時期も忙しく過ごせております。

幾つか数十年続いていた表彰、そして表彰記念品が無くなりました。

でも、その程度で食い止められており、多くのお客様から引き続き利用して頂いております。

本当に感謝の言葉しかありません。

オリジナル表彰楯(漆時計盤)

オリジナルを謳っている弊社の場合あたり前なのですが、全部違うデザイン、作品なので、受注後それぞれ必要な分だけを造り、表彰式や会合などの日程に合わせ作業をします。

表彰式やイベントと言う絶対に変更がない日程があり、数量も決まっておりますので、まさにゴールに向かって突き進む感覚です。

オリジナル 十字架

たとえば弊社の場合、B社様が「納品日を早めてください」、と言ってきたからと言って、A社様分の品をB社様に回す事が出来ないのです。
理由は上で述べたとおりです。
すべて違う品だからです。
よって、商品番号などはなく、すべて作品名です。

弊社のお取り扱い品は、厳密に言うとほとんど99%が商品ではなく作品なのです。

数ものでは無く、中には一点ものの、しかも短納期の作品もありますので、予備も作れません。
なので、なお失敗は許されません。

その様な状態では1分たりとも逆戻りは出来ないので、神様・ご先祖様に成功を祈るしかないような状況です。

浅川賞 メダル

幸いな事に、これまで大きなトラブルになった事はありません。

まあ、どんなお仕事も同じなのでしょうけれど、ある意味「命がけ」とでも言いましょうか。

代用が無い、すぐに出来ないものを造っている以上、こういった緊張感の中では「仕事をしている!」と実感する毎日です。

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2010年04月15日(木)更新

TM研究所 その後5・・・

今週初めに、以前テストマーケティング(TM)研究所に参加して頂いた皆様全員に、各自で制作して頂いた粘土作品を金属に置き換え、それをやっと楯にして納品する事が出来ました。

既に数名からお礼のメールを頂戴し、とにかく安堵しかありません。

コメントを読む限りでは、少しは皆様に気に入って頂けたようで。

感動が伝わるメールも頂いており、涙泪。

感想が聞けて本当に嬉しいです。

弊社は今後も美術道に邁進し、アートファンを増やしていきたいです。

そして、「商品」では無く、なるべく「作品」として取り扱って頂けるようなものを追求していきます。

どうぞ宜しくお願い致します。

さてさて、TM研究所その後5を書きます。

前回、その後4の続きです。

じっくりゆっくり弱い電流を流すことにより、繊細な美術電鋳が出来ます。

形状や大きさによってだいたい2日~3日間、電鋳漕の中に入れます。

その間何度も何度も昼夜を問わず(今回の様な作品の場合は少し言いすぎですけど・・・)金属の付き方をチェックします。


今回も説明は省き、写真で流れを。
電鋳 たっぷり銅がつきました
たっぷり銅がつきました

電鋳 たっぷり
電鋳 たっぷり

電鋳 たっぷり・・・
電鋳 たっぷり・・・

石膏型から電鋳をはがします
石膏型から電鋳をはがします

電鋳のはがし
電鋳はがし

石膏型 残骸!?
石膏型の残骸!?

裏側からはんだで補強しました
はんだで裏側を補強しました

いよいよ仕上げ 綺麗にしていきます
いよいよ形を整え仕上げ 綺麗にしていきます

いらない部分は切り取ります
いらない部分は切り取ります


今日はここまで!

その後6に続く・・・

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2010年04月12日(月)更新

MUSUBUセミナー 櫻井紅絹さんのお話・・・

先週の土曜日、仕事を早めに切り上げジュエリー研究会 MUSUBUのセミナーに初めて参加させて頂きました。

このセミナーを紹介してくださったのが先日まで仕事でお世話になっていた中村園子さん。(ジュエリー作家・ジュエリーディレクター)

先日ご挨拶頂いた際に、この様なセミナーを運営されているとの情報を頂きました。

サイトを覗いてみたところ、「ジュエリー業界のお互いの情報を交換し合う場」と書いてあり、また中村さんの人柄に強く惹かれておりましたので、これは絶対何かがある、と確信しました。

たまにあるんですよね、「これは絶対に参加すべきである」と直感が働くことが。

アクセサリー 例

普段はほとんどビジネス・経営者の集まりやIT関連の会が多く、たまにあるのが画廊や美術館のオープニング。そして、アートのシンポジウム。

でも実はこういったデザインやアートの小さな会の方が自分のフィールドだと思っていますので、ものすごく楽しみにしていました。

ペンダント 例

結論から先に言うと◎。

セミナーの講師は櫻井紅絹(もみ)さん。(ジュエリーデザイナー/MOMI Paris主宰)

櫻井紅絹さんは、20歳で渡仏してジュエリーを学んだ後、自身のブランド「MOMI Paris」(モミパリ)を設立されました。

パリ6区のサンジェルマン・デ・プレのMOMI Parisブティックと日本を行き来する生活を20年以上続けておられるそうです。

そんな櫻井さんのセミナー。
詳しいお話の内容は割愛しますが、とにかく刺激になる内容でした。

私の心に響いたポイントを3点に絞ると、
①「違う」と言う事の重要度
②生のマーケティングを活かす
③商品では無く「作品」である

この他にも、私個人にとってものすごくたくさんのキーワードがありました。
あまりにメモを取り過ぎて黒のボールペンが出なくなってしまうほど。
(そのため最後のアンケートは赤色のボールペンで書く破目に・・・。)

、この櫻井紅絹さんは見た目も小柄なのですが、話し方や振る舞いがなんともチャーミングな方でいらして。

世界でご活躍されている方なのに全く気取られていなく、その気さくな姿勢に感銘を受けました。

本当に日本とフランスの両面を持った方だという印象です。

ご自分で体験されてきたお話なので内容が濃く深く、またデザイナーとしての生き方も面白く勉強になる話ばかりでした。

講演後に少しお話させて頂きましたが、ご自分の考えと行動に自信がみなぎっておられ、ものすごいパワーを感じました。

その源にあやかりたい!あやかりたい!

事前に櫻井さんの予習を何もしていかなかった分、また、厳密に言うと業界が違うのですべての話が新鮮でした。

経営者としての立場は同じですが、一人の日本人として、またデザイナーとしての生き方に憧れてしまいます。

男性も頑張らないといけませんね。

私共の会社はアートとデザインの両方にまたがっておりますし、宝飾業界では無く記念品業界、または美術業界です。

ラペルピンの例

ジュエリーと呼べるレベルのものはあまりありません。
アクセサリーはたくさん取り扱いますが。

それでも、昔からある「彫金入門」という本。
日本を代表するジュエリー作家である菱田安彦先生が書かれたその本の巻末には「山田美術電鋳」という名でしっかり出ております。
(もちろん弊社の名前は「日本金属工芸研究所」です。この名前はたぶん先生がインプットしていた名前なのでしょう。祖父の時代ですから。)
当時はジュエリーとアクセサリーも同じような範疇だったのかもしれませんね。
私が知らないだけで、今もそうなのかもしれませんけど。

ブローチ 例

「菱田先生などは最初はまだ学生だったはず。突然イタリアに留学してきたと言って戻ってこられた。」など、と古株社員が先日話していました。
とにかく、その当時(1960年~70年代)はジュエリーの先生方やそのお弟子さんなどもたくさん弊社に出入りしていたようです。
しかし、技術の発展に伴った結果なのでしょうか、ただ単に忘れられていったのでしょうか、ここ最近は片手で数えられる程です。

現在は個人と言うよりお客さまが銀座天賞堂様をはじめ、ミキモト装身具様やそのほかの宝飾店様など、企業とのお取引が多くなっています。

本来うちの様な小さな会社は昔の様に個人のお客様、作家様を大事にしなければいけないのですが。
そもそも、今の作家さん達は皆様はどうもインターネットからしか探して来て頂けず。
タテヨコの繋がりの紹介が無く、したがってその後が広がっていきません。

もちろん我々業者としての責任が多々あるのでしょうし、もっと口コミで利用して頂ける様に魅力的な会社にしなくてはいけないのは重々承知しております。

なので今後はそういった努力ももっとしないといけません。

その様な状態でしたので、セミナー後の懇親会はものすごく有意義な時間となりました。

MUSUBU 懇親会

手作りの会場は食べ物、飲み物もたくさんあり、会場が台東区の元小学校だっと事を忘れるぐらいホンワカしていました。

誰隔てなくお話しできる環境で、中村様にも数多くの方を紹介して頂き。

本当に明るくて楽しい方ばかりでしたので、あっという間の楽しい時間でした。

本当にたくさんの若手ジュエリー作家、デザイナーや関係者の皆様とお話する事が出来ましたし、早速コンタクトをとって頂き、今週来社される予定の方もいます。

仕事が絡む、絡まない、では無く、同じ価値観や仕事内容の者同士、こういうご縁を大事にして何か新しい発見や、楽しい出来事が増えていったら素敵な事です。

最後に、
ジュエリー研究会MUSUBU事務局の宮坂敦子さんと中村園子さんにお礼を申し上げます。

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2010年04月08日(木)更新

初めて 本のご紹介・・・

新井将能 著 コトラー入門 

経営者であるが故に、たまには経済・経営関連の本を読まなくてはいけないのではないか。
そう思う事がある。

と言うのも、基本的には大学の経済の授業内容などは覚えてはいないし、ましてやそれを実業に取り入れる能力もない。

そこで何かに頼ってしまうのでしょう。

日々厳しく、より複雑に変化する社会において、自分たちのビジネスでの役割を考え、また会社の将来や発展を悩まない日は無いからである。

そういう不安な時は、経済界の有名な先生のお話やカリスマ経営者の意見、先輩経営者からのご指導などを頂戴します。

また身近な経営者仲間からのアドヴァイスが何よりで、実際に相談することで何度かヒントを頂き、救われたことも当然あります。

ではビジネス書などはどうか、と言うと、基本的には受け身であり一方通行である。

私共の様な小さな会社の経営者が、大企業家の考え方や成功事例を納得しても、本当の意味で参考にならず、そこまで為にならないのではないかといつも疑心暗鬼です。

自己啓発系の本もすこし苦手なので、経営者向けのものでも基本的に避ける傾向にあります。

また、特に私の会社は特殊中の特殊な業種なので、言葉で書かれた理論や理念を理解したところで、ストレートに実行に移しにくい。

もちろん、私自身の経営者レベルが低いと言う事がそもそも問題なのかもしれませんけど。

自分がそれを生かす術を持ち合わせていないから、なおそう思ってしまうのでしょうか。

だからなにより、ビジネス書に書かれている成功談の内容に沿っていくと、自分たちの会社の規模とあまりにも違いすぎて、例にさえ当てはめられない事の方が多いと実際は感じています。

その結果、
その類のビジネス書は流し読みで終わってしまいがちで、タイトルだけで敬遠してしまう傾向にあります。

勉強会や研究会に好んで参加するのは、もしかしたらその反動なのかもしれません。

でも経営者としての常識っていうのも確かにありますので、注意が必要です。

「ドラッカーの本にこの様な事が書いてありすよね」とか「コトラーはこう言っていますよね」と耳にする方は当然多いでしょう。

正直、いくつもこの類の本は読み(目に)しました。
祖父や父から引き継いでいる本も会社にいくつかありますが、多くはお決まりのドラッカーか松下幸之助さん絡みの内容です(笑)。

そんな中、私は経営者としていくつか興味があるものがあります。
一つ目はマーケティング関連の本。
二つ目はジャーナリストのダニエル・ピンク関連の本
三つ目は日本実業出版社の本!(ヨイショではありません。良い書です。)

色々とこれらに関連する本を詳しい人に聞いたり、本屋やネットで探しております。

先日、とても分かりやすくマーケティングの基本を解説してある本を、先輩経営者からご紹介頂きました。

それがこの新井将能 著「図解で学ぶ コトラー入門」という本です。

新井将能 著 図解で学ぶコトラー入門

私の様なマーケティングのビギナーには、大変理解しやすく、また文章と図それぞれ連動して詳しく説明してありますので「マーケティングの本流がよくわかる」と帯に書いてある通り、かなり明快でした。

じっくり読みました。
もちろん経営者として分かっている事もたくさん書かれていますが、でも改めて考察するには良い機会です。

確かに大企業、または中企業向けなんでしょうけど、私どもの様な小規模会社の経営者にも十分に参考になるアカデミックな本でした。

マーケティング初心者の経営者様や、または起業を考えていらっしゃる方に、絶対おススメの一冊です。

これでやっと、なにかの会で経営者仲間がコトラーについて語っていたら、少しは一緒にうなずく事が出来るようになるかもしれません。

もちろん突っ込まれると困るので、控え目にですけれどね。

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2010年04月06日(火)更新

三菱一号館美術館 内覧会へ・・・

昨晩、東京丸の内に完成した「三菱一号館美術館」に行ってきました。

三菱一号館美術館

本日4月6日よりオープンする開館記念展
「マネとモダン・パリ」
の内覧会に父が招待され、連れとして行ってまいりました。

小雨降る中、夕暮れ時にアートな時間を満喫。

正面

展覧会の後はノスタルジックなホール(カフェ)でお洒落なおつまみを頂きながらドリンクを。

そして偶然にも各方面の何名かの知り合いにお会いし談笑を。

カフェ ホール

有名芸能人も数名お見かけしましたし、アーティスト・美術館・画廊関係の方々、マスコミ関係、そして三菱関係の方々、ものすごいたくさんの方が訪れていました。

展覧会の感想はさておき、この美術館に感動してしまいました。
(マネの事を知らない方は勉強になる展覧会です。作品がもちろん素晴らしいのは当然です。)

この美術館、館内の色合いと言い、設備や小さなスペースを活かした工夫など斬新です。

でも、懐かしさも出ています。

モダンの中にアンティークを融合させるお手本の様な雰囲気造りでした。

館内は天井も低いですし大きい絵画などは展示できませんが、どこかの美術館の様に、ただ建物や部屋が大きく、コンクリートとガラスを駆使した様な無味乾燥な空間演出では無いです。
(もちろん好みの問題ではありますが、私としては・・・。)

大きな邸宅に近いような、美術を身近に感じられる心が温かくなる空間でしたね。

エントランス

ミュージアムショップも他ではあまり見かけないようなフランス色の強いなかなかオリジナリティーの高い品揃えでしたし、最初に書きましたがカフェなども最高です。

よって展示内容、美術云々では無く、そこの場に行くことだけを目的としても価値があると云えます。

仕事終わりにデートするなら、絶対おススメですね。

東京らしい、素晴らしい美術館です。

NHKの大河ドラマ「龍馬伝」の中で岩崎弥太郎が出てきます。

そんな時に、丸の内にレンガ造りの明治時代の建物の雰囲気をそのまま復元した三菱の美術館がオープンした事は、話題性と言い、都市景観の意味でも大変注目すべき事です。

都心の中心にあり、周りには近代的なビルが乱立している中で、なぜか大変街にマッチした佇まい。

大きさと云い、色と云い、建築の美しさを成しています。

美術館の内部も当時の趣をそのまま再現、そしてリニューアルされており、なんとも落ち着く空間であります。

ショップやレストランなど

外側の大通りからは見えない美術館前には中庭の様なスペースがあり、憩いの場としての存在感もあります。

庭にはヘンリームーアの彫刻をはじめ、淀井敏男さんや朝倉響子さんの彫刻などの作品が置かれています。

ヘンリームーア彫刻

そしてその周りにはおしゃれなショップやレストランがあります。


トータルアートの空間として、ものすごくレベルの高いエリア構成に驚かされました。

さすがに「三菱」!と思わずつぶやいてしまうぐらい。

美術と建物、庭、食事やお酒、買い物。

すべてが連動しているようです。

つまり、美術館を出て、「じゃあ、ここで食事をしようか。」と思ってしまうような。

たとえそれが父でも。 (ウソです)

でも、正面にあったお店(アンティークショップ?)には二人とも惹きつけられ、20分ぐらい時間を使ってしまいましたし、父でなかったら本当にレストランに入ってみたかったです。


「三菱一号館美術館とその周辺」
小さなエリアではありますが、豊かな気持ちを得られる癒し、憩い両面を持った都会的な素晴らしいスポットであると思います。

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レリーフ彫刻 制作 ブロンズ像・表彰楯・記念盾 制作 表彰記念品 企画デザイン製造販売 アートアクセサリー 美術工芸品 プロデュ-ス オリジナル美術記念品 など 1946年(昭和21年)  東京都北区に電気鋳造会社 創業...

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個人プロフィール

アート&デザインの世界を探究しながら、三代目として邁進しています。真面目で硬派、そしておしゃれな表彰記念品を通して、人々の心に残る作品を数多くプロデュースすることが何よりの使命。すべての分野において違いが分かる男になる為、日々勉強中。趣味はサッカー、バイオリン?!笑いの研究!?!

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