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2010年07月27日(火)更新

ジュエリー研究会MUSUBUに参加して・・・

先週末は『ジュエリー研究会MUSUBU』のセミナー&懇親会に参加させて頂きました。

このジュエリー研究会MUSUBUについてはこちらから。

フリーエディターでライターの宮坂敦子さんとジュエリーデザイナーの中村園子さんが企画運営されております。

コンセプトは、
「デザイナーもプレスも制作者もバイヤーも、職種も企業の垣根をも飛び越え、集い学語り、明日のジャパンジュエリーを盛り上げましょう。」
との事です。

弊社はアートアクセサリーを取り扱っておりますが、ジュエリーの部類のものはありません。

しかし、ちょっとしたご縁があって前回の第3回目のセミナーに参加させて頂きました。

それに引き続き今回も図々しくリクエスト参加を。

でも、前回のセミナーが縁で弊社に関心を持って頂いたり、金属工芸で困っている方をご紹介してくださったり。

同じような分野なので、繋がり易いわけです。

また、個人的にはセミナーはものすごく勉強になります。

今回の講師の先生は「株式会社 高知県珊瑚」アドバイザーの助野悦之さんでした。
高知県珊瑚 HP  http://www.kochikensango.jp/

タイトルは「珊瑚のはなし。」

珊瑚(サンゴ)とは、そう、あの海の中の珊瑚です。

宝石珊瑚

その中で宝石珊瑚と呼ばれているもの。

皆さんは珊瑚の宝飾品を見た事はありますか?

私もほとんど知らない素材であり、ましてやアクセサリーに活用した事など一度もなく。

もちろん表彰記念品にも利用した事はありませんので、知識的にも「ど素人」です。

本ボケ 珊瑚

さて、そんな珊瑚ですが生態、素材の種類や見分け、グレードなどの品質、また歴史に至るまで本当にたくさんの事を教えて頂きました。

「土佐沖の血赤珊瑚」
土佐の血赤珊瑚が世界でも最高品質である珊瑚だという事を知りました。

血赤珊瑚の切断面部分

その他、珊瑚業界の状況を含め色々な情報を提供して頂きました。

なにより、生の珊瑚に触れられた事が嬉しく。

「血赤」と呼ばれる最高級の珊瑚も、「本ボケ」も「白珊瑚」も「桃珊瑚」も。

深海1200メートル位の所にあったものに触れられるなんて…。

「キズ」「フ(原木の中心にある白い部分)」「シミ」「ヒ(ひび)」「マキ」という5点が鑑別の時などの評価になることも知りました。

書ききれませんが、とにかく簡単に説明すると、

一番赤く濃い色が価値があると言われている。
「血赤」と呼ばれる種類のものが最高級の素材であり、「フ」がある。
でも、「フ」が無いものの方がより高級である。
しかし、「フ」があると逆に本物と言える。
ニセモノは染めてあるから色が均一。
似たようなもので「紅珊瑚(地中海珊瑚)」というものがあって、色は「血赤」に似ている。
ただし「フ」が無いし、血赤ほどは赤黒くない。
また、浅い所に生息しているので希少価値はない。

合っているかどうか分かりませんが、私の解釈ではこんな感じでした。

血赤珊瑚

次から次へと運ばれてくる珊瑚の種類を認識する事は難しく、最後の方はカニの脚に見えてきました・・・。

磨き上げていない珊瑚は少し粉をふいていて、貝殻の様な感触です。

磨くとこんなに艶が出ます。

珊瑚 磨き後

書き忘れましたが、珊瑚は生物なのです!

枝の様に成長する生き物の集合体、というわけです。

真珠と並んで珊瑚は日本を代表する宝飾品である事を知り、いつの日か、正真正銘の血赤珊瑚(しかもグレードの高いもの)の指輪でもプレゼントしたいものです。

誰に?!


株式会社 高知県珊瑚の助野さん、貴重なお話をどうもありがとうございました。

楽しい懇親会で今回お知り合いになった皆様。
また、前回から引き続きお話をしてくださった皆様。
そして、「MUSUBU」事務局、関係者の皆様。

どうもありがとうございました。


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