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公募展って???

投稿日時:2009/09/28(月) 18:15rss

既に終わってしまったのですが「新制作展」という展覧会を国立新美術館で観てきました。

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弊社はこの団体の広告協賛しておりますし、ここの彫刻部に所属しておられる多くの先生方とは長年に渡りビジネス上でお取引させて頂いております。

皆様は公募展ってご存知でしょうか?

公募展とは、一般の人(皆様の周りにいらっしゃる方どなたでも)から作品を募集して、各美術や芸術団体の運営委員、会員、または内外の審査員などが審査し、その会の賞基準に合った作品を選抜して、美術館や会場などに会員の作品と一緒に展示をする展覧会のことです。

つまり、まず会があり、その展覧会が公募展という事です。

秋になると電車の吊りこみ広告や新聞、ラジオやテレビで宣伝している「日展」などは代表的な公募展です。

このWikipediaに主な公募展のリストが載っていますのでご参考に。

絵画(洋画・日本画)はもちろん、彫刻、工芸、書、写真、デザインなどなど様々なジャンルがあります。

歴史ある団体や人気団体などは、何年か審査を通って展示されなければ会員になることさえ難しい会もたくさん存在します。

ですが、いくつかの会の場合は会員になりさえすれば展示して頂けます。

つまり出品費をちゃんと払いさえすれば、審査もなく、とうぜん当落もないので誰でも出品できるという姿勢の会もあります。

だから、言ってしまえば誰でも自称アーティストと名のれるわけです。

同じようなジャンルの会、ライバルの会が乱立しておりますので会員を増やす活動も盛んです。

そして出品する方はどの団体が自分に一番合っているかの見極めも必要となります。

実は海外はこの公募展というものはそこまで多くありません。

もちろん印象派の頃の話で有名なフランスのサロンというものなどはありますが。

それに比べ、日本の場合は公募展天国と言っても過言ではないくらいたくさんあるわけです。

もちろん作品のレベルはバラバラです。

あえて申しませんが、有名な公募展にはやはりその分野の第一線で活躍されている先生方が多く所属していて、美術大学の先生やまた美術家としてご飯を食べていらしゃっる方も多いので、賞レースなどある意味、戦場となります。

以前までは東京都美術館で開催する美術団体が多く、100~150の団体があるといわれておりました。
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現在は都美術館が改築の為、国立新美術館での開催に移行している会・団体が増えています。

知り合いの方に案内状を出し作品を見に来て頂くこと以外に、不特定多数の方に作品を紹介できる場でもあります。

芸術の秋です。

文字通り秋は公募展が多いので皆様もお知り合いから案内状が届くのではないでしょうか。

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