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第35回 創作メダル彫刻展 開催迫る (東京都美術館)

投稿日時:2017/10/18(水) 11:08rss

いつもブログを読んで頂きありがとうございます。

日本金属工芸研究所の山田です。

私が理事を務めているメダルの団体「日本芸術メダル協会」、その国内展がいよいよ11月1日より開催されます。

第35回 創作メダル彫刻展 

日本芸術メダル協会では、2017年(平成29年)11月1日(水)から8日(水)まで第35回 創作メダル彫刻展を開催いたします。

当協会の創立は1968年、山田盛三郎氏を中心にメダル製造者、彫刻作家、メダル・コイン等の愛好家 によってスタートしました。

第1回創作メダル彫刻展は1969年に始まり、歴史を重ね、今年で第35回展を迎えます。
【コンペティション部門】と、日本芸術メダル協会の会員のみ出品する【会員出品部門】の2枠に区分して募集いたしました。

会場では100点を超えるアートメダルを鑑賞できます。
 

メダルというと、誰もがあのオリンピックメダルのようなものを想像されると思います。

もちろんあれはメダルなのですが、メダルにも色々とございまして、アートメダルという世界がございます。

アートの分野と言えば、絵画、彫刻、版画、書道、工芸などがあります。メダルというものは、その中の、彫刻分野や工芸部門に近いと言えます。

メダルの中でも種類が分かれていて、表と裏があり誰が見てもメダルと思うあのメダル、そして、最近ではコンテンポラリー(現代的)なメダルもございます。

 

金属に限ったメダルのお話をすれば、製造方法も日本ではメダルというと、コインや、バッヂを造るときと同じように金型を造って量産するスタンプスタイル(プレス)が主流です。

しかし、世界では鋳物・キャストや手工芸的な一品メダルがまだまだ高い地位を占めております。

金属でなくても、それこそ本当にさまざまな表現方法・製作方法があり、ガラスでメダルを製作される方、陶器の方、テラコッタの方、木の方、石の方、プラスティックの方、布の方、紙の方、糸の方、漆工芸の方・・・ 
本当に色々なジャンルの作品がメダルにはございます。

アートメダルという世界では各国で特徴があり、デザイン性を追求するところ、テクニックを追求するところ、レリーフ彫刻のレベルを追求するところ、など。
上にも書いた通り、メダルと言っても表現方法、素材、用途なども様々でございます。

国内展におきましては以前までは隔年の開催で(2年前より毎年)、今回第35回という数字から想像して頂いても、このメダル展覧会は日本においても相当古く、伝統がある展覧会であることはお分かりになると思います。
ここ数年は、よりメダル文化の発展を広げるとともに、鋳造技術の確認と研究、デザインと工芸の融合など、コミュニケーションツールとしての役割を果たす事を前提に会を運営しております。

日本芸術メダル協会につきましてはWEBサイトに記載されておりますので、活動内容が分かりにくい場合は詳しくはそちらをご覧頂ければ幸いです。

http://www.jama-artmedal.jp/  
なお、サイトには様々なアートメダルが載っておりますので、芸術分野のひとつのジャンルとしてもぜひご覧ください。

メダルの定義は正直ございません。
メダルとは「手のひらにのるアート」というところでしょうか。
表面と裏面があるのがメダルです。
しかし、表面と裏面が無いのもメダルでございます。
アートメダルの世界は日々進化しておりますが、クラシックなメダルを守りつつ、形状・素材を駆使して、同時に新しいチャレンジもしております。

展覧会は入場無料です。
皆様ぜひ足をお運びください。
 

会期 平成29年11月1日(水) ~ 8日(水)
※6日(月)は休館
9:30~17:30 (入場は17:00まで)
※最終日は15:00まで(入場は14:30まで)
会場 東京都美術館 ギャラリーB
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL:03-3823-6921(代表)
 
【 主催 】
日本芸術メダル協会
【 後援 】
独立行政法人造幣局
読売新聞社
【 協賛 】
(株)コモキン 鈴木徽章工芸(株) ヤマト徽章(株) 松本徽章工業(株) (株)天賞堂 三賞(株) (株)山城工芸

 

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株式会社 日本金属工芸研究所 

Japan Metal Art and Craft Co.,Ltd.

 

〒113-0023 東京都文京区向丘1-6-12

TEL 03-3811-7709 FAX 03-3813-0003

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トロフィー labo : https://sites.google.com/site/torofylabo/

 

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